2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

メモ‐Iranian Persian March Party Mix 2012

数日前から『懲?録』の訳解作業を本格化しました。作業は思ったよりスピードが出ないようで、また思ったより容易く感じられ、自分ながら矛盾的ですね。ともかく、この本を通して私が韓国社会に、そして、翻訳によって日本と中国社会に伝えたいメッセージがは…

最近頂いた玉稿・ご著書 2012.12.28

最近頂いた玉稿・ご著書を紹介します。栄原永遠男著『正倉院文書入門』太学社、2012 :日本語版より充実なカラー写真や韓国人の読者のための新稿も付いています。『朝鮮前期の士大夫歌辞』、Munhakdongne, 2012 :いわば、ハングルで書いた賦とでもいえる「…

大島明秀『熊本洋学校(1871-1876)旧蔵書の書誌と伝来』

熊本洋学校(1871-1876)旧蔵書の書誌と伝来 大島明秀著、花書院、4,001円(税込)http://myungsoo.blog106.fc2.com/blog-entry-134.html友人の大島先生による有意義な研究書。私の研究関係では、徳富蘇峰関連の記述に興味があります。今年二月に熊本に行っ…

最近いただいた玉稿・著書2012.12.26

クリスマスイブに友人らと飲んで、クリスマス当日はのんびり過ごしました。おかげで今日は夜明け前に起きてしまいましたので、年賀状を送る住所を整理しています。韓国で過ごす期間が長くなるにつれて、韓国と日本とに送る年賀状の枚数が半々に近づいてきた…

メモ2012.12.22

今週から通い始めた英語塾の窓から見える建物。昨日は文献と解釈研究会の忘年会がありました。一年が終わりつつあります。些細な仕事は絶えませんが、それでも比較的平穏な年末。今日は前近代日本文献講読会が今年最後に開かれます。こうして一つずつ、2012…

メモ2012.12.20−21

昨日と今日。何しているか自覚できないほど忙しく、食事もろくに取れず、頭の中はぼうっと、口だけが動いたような気がします。でも、年末であり、冬休みでもあって、急な出来事は減り、じっくりなしていく仕事だけがきれいに残っています。冷たい冬風に当た…

メモ‐英語塾、大統領選挙、Rewind YouTube Style 2012

おととい登録した英語塾で、昨日から本格的な学習を始めました。高校時代以来、ほぼ20年ぶりに英語塾というところに行って、英語だけの環境の中に3時間もいたら疲れました。このような生活を、少なくとも1年は続けることになることでしょう。去年12月には満…

メモ‐沢火革

家でパソコン作業をやる際はVOAを聞きますが、何日前からクリスマスキャロルが聞こえてくるようになったので、どうしたことかと不審に思ったんですが、クリスマスが来週だったのですね。最近、なんとなく頭がぼうっとしています。それで、年末にもなった…

メモ‐2012.12.16

土曜日はソウルで開かれた日本説話文学会に参加して、知人らと【再会→業務相談→飲酒】コースを辿りました。それからアジトに移動してダッチ・コーヒーを一杯・・・お陰樣で、今日は家でぼっとしながら雑務を処理しました。1月に某所で講演する資料を作り、後…

地方講演、北朝鮮のミサイル、旧ソウル駅舎

今日は合同軍事大学校で講演がありました。テーマは例の「壬辰戦争などの対外戦争に関する近世・近代日本の観点」でした。特に、今日は北朝鮮が衛星を搭載したと主張するミサイルを発射したので、戦争と外交について考えながら地方へと向かいました。これで…

単純な侵略ではない、国際戦争の性格を帯びた三国戦争として捉える必要があるー壬辰戦争

単純な侵略ではない、国際戦争の性格を帯びた三国戦争として捉える必要があるー壬辰戦争第1669号(2012.12.10)http://news.knou.ac.kr/先週、韓国放送通信大学校学報社とインタビューした内容がウェブ上に公開されました。これをもちまして、…

『壬辰戦争、そして420年の記憶』『庚戌国恥100年ー石窟庵、100年の真実』

先週金曜日に大邱市教育庁で開かれた「壬辰乱精神文化宣揚会」第4回学術大会で発表した際、主催側から『壬辰戦争、そして420年の記憶』という図録を頂きました。この団体は壬辰戦争の際に義兵として活動した将軍らの後裔100余「家門」が集まったもの…

絵本武勇大功記

『絵本武勇大功記』寺沢昌次大功は太閤。私が2009年に国会図書館所蔵本を元に翻刻したことがあります。この文献に関しては拙著『異国征伐戦記の世界ー韓半島・琉球列島・蝦夷地』第1部第1章第6節で詳述したことがあります。私の知っている限りでは、…

『國學院大學創立百三十周年記念展示 国学の始祖ー荷田春満』

友人の金沢大学・一戸渉先生からこのような図録をもらいました。一般的に言われる国学の系図【契沖→荷田春満→賀茂真淵→本居宣長→平田篤胤】のうち、相対的に研究が進まない荷田春満のことに注目する研究者グループに出会ったのは留学のときでした。そして、…

脇坂記、満文老档、踊る渤海人、そして、海賊王

『文献と解釈』で連載している「近世日本の壬辰戦争文献」。今号には『脇坂記』の前半の翻訳と解題を載せます。ただ今、この作業が終わりましたので、これで今年の原稿作業はすべて終わりました。 一方で、『満洲実録』の原資料である『満文老档』を読む会で…

江戸の万能薬、牛肉丸

韓国十八世紀学会と「文献と解釈研究会」の両方の研究者らが、韓国の大手ポータルサイト<NAVER>に人文学的なテーマを連載しています。私は両方の連載に参加しておりまして、前回は壬辰戦争と木村蒹葭堂(きむら・けんかどう)の話が載りましたが、今日は、…

北京訪問を終えて

去る4日間の北京訪問を終え、いつものようにヤフオクをチェックする夜です。2008年には北京の西北部を半日間歩き、今回は故宮の東の地域を一日歩いて、多くのことを感じました。朝鮮が清に派遣した燕行使も訪れた瑠璃廠では清板本も入手。沢山の経験と…