2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

memo 170426 -『戦争の文献学』の設計図

2015年12月に初めて画いた、『戦争の文献学』の設計図。量が多い論文や本を書く際は、こんな設計図を机の上に貼っておいて修正する過程を経ます。明日、西江大学で行われる講演では、この設計図をお見せしながら『戦争の文献学』のことを語ります。

大島渚と村上春樹

1995年、学部2年生の時、金春美先生の「日文講読」という授業で大島渚の文章「不可能性の発見」を読みました。自分に何ができるかを探す歳から、自分に何ができないかを探す歳へと変わる時期が人生にやってくる、といった内容です。当時は日本語の勉強に精い…

浜田啓介「幕末読本の一傾向」『近世文芸』1961年5月号

『近世文芸』1961年5月号に掲載された浜田啓介先生の玉稿「幕末読本の一傾向」。研究者としての自分の人生の中で、一番重要な論文です。政治と文学、国際戦争と文学。特に、19世紀の冒頭、1800年に壬辰戦争文献の出版がブームをなしたことを述べる次の…

新装

新装。壬辰戦争から満洲国まで。

「大韓赤十字病院」のこと

ヤフオクで見つけた文献が韓国近代史における重要文献であることを確認し、ソウル大学医学博物館に情報提供したところ、無事入手され、館内に専用コーナーが新設されました。これまで運営の実態が全く把握されていなかった「大韓赤十字病院」に関する資料で…