2015-01-01から1年間の記事一覧

反省と残念:ウェブ上で資料を集めながら

【反省と残念:ウェブ上で資料を集めながら】留学の時から書き込んでいる、「探すべき資料」のエクセルファイル。めったに訪れない日本の地域の文庫が所蔵しているとされる資料や、主な機関が所蔵していると古典籍データベースには書いてあるけど、未だにウ…

考え続けること

考え続けることなぜ人々は話(物語、ストーリ、等々)を作り上げるのだろうか。なぜ人たちは話が好きなのか?人々が「面白い」と感じる話とはどのようなものだろうか?

【金時徳の壬辰戦争列伝?】李徳馨vs.宗義智

【金時徳の壬辰戦争列伝?】李徳馨vs.宗義智:東西南北の人、挟まれた人 [http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2015/12/15/2015121502790.html:title= http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2015/12/15/2015121502790.html]

講座「日本の壬辰戦争文献を原典で読む」

「日本の壬辰戦争文献を原典で読む」という講座を来年からスタートします。写本・刊本・活字本を同時に読んでいきます。最初に取り上げるのは『立花朝鮮記』。このような市民講座は2012年以来ですね。

近藤重蔵

近藤重蔵に関する論文を構想中。来年の冒頭に発表する予定です。近藤重蔵のことはいつか触れないといけないと思い、ちょこちょこ資料を集めてきました。すべては北方に繋がる。文献学と北方、蘭学と北方、水戸学と北方・・・さて、どう書くか。それにしても…

メモ 2015 1208 - 冬を迎え

1月:『アジア遊学』原稿執筆および、韓国側の原稿の翻訳 2月:大阪大学発表 3月5日:九州大学韓国研究センター講演 3月17−19日:アメリカ・UCLA発表 3月27−28日:早稲田大学発表覚悟を決めて。

『書物学』最新号

話題の『書物学』。最新の第5・6号を送っていただきました。どうもありがとうございした。特に、第5号の体裁は、意表を突かれましたね。なるほどなあ、と思いました。内容的にも広がりができてよかったと思います。ゆくゆく、「軍記の書物学」なる特集もお願…

「李徳馨vs.宗義智」

『朝鮮ビズ』「壬辰戦争列伝」の第10回目原稿を脱稿。今回は「李徳馨vs.宗義智」です。3回残りました。連載が終わり次第、単行本として刊行するつもりです。

2015年度韓国文化体育観光部の優秀教養図書

拙著『東アジア、海洋と大陸が拮抗する』が、2015年度文化体育観光部の優秀教養図書(正式名称:世宗図書教養部門)に選ばれました。光栄です!

『リポート笠間』の書評

笠間書院が1年に2回刊行する『リポート笠間』。今号に拙著『韓半島とユーラシア東海岸の500年史』の書評が掲載されました。まだ日本語版が出ていない内、このような形で書評が載るのは前例の少ないことだそうです。光栄です。 染谷先生、岡田さん、どうもあ…

韓国国立中央図書館

久しぶりに韓国国立中央図書館。今日までに、この機関に所蔵されている琉球・蝦夷関係の古文献の殆どを閲覧できました。頭がごたごたする時は原点に戻るのが一番ですね。しばらくは江戸・ロシアの文献を読みながら修行するのみ。

【金時徳の壬辰戦争列伝?】豊臣秀次vs.光海君

【金時徳の壬辰戦争列伝?】豊臣秀次vs.光海君:歴史から抹殺された権力者http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2015/11/11/2015111103728.html

『満漢文孟子』

相変わらず、今年も行けませんが、大屋書房より目録をいただきまして堪能致しました。『満漢文孟子』が目を引きました。

キリシタンに関する2点の小説

最近、キリシタンに関する2点の小説を頂きました。これも一つの傾向でしょうか。色々考えさせられます。

Nicolaas Witsen: Noord en Oost Tartarye (1705)

関連する論文を書くために、少なくとも4つの言語を知らないといけない。そうして、論文を書くと、韓国で全く理解されないことが自明な、世界史にその名が刻まれている偉大な文献です。Nicolaas Witsen: Noord en Oost Tartarye (1705) Николааса Витсена : С…

「芳野金陵と幕末日本の儒学」

二松学舎大学・柏市教育委員会共催の企画展「芳野金陵と幕末日本の儒学」。町泉寿郎先生より頂きました。韓国の学界にも示唆するところの多い冊子です。

歴史的典籍に関する大型プロジェクト

「歴史的典籍に関する大型プロジェクト」について、韓国の学会で発表します。論文を書いていて、日本社会や国際学界からプレッシャーを受けている古典日本学界の危機的な状況を改めて感じました。しかし、より深刻なのは、韓国の当該学界の方です。どうしよ…

『日本「文」学史』

2冊の本はそれぞれ別の出版社から刊行されましたが、必然的な偶然の結果、同じ問題意識を発信しています。人文学とは何か、文学とは何か。『日本「文」学史』の序文には、「人文学の危機」が唱えられる今は、もしかすると、これまでの学問の方法や見方を変え…

2015年度奎章閣韓国学研究院特別展のご紹介「奎章閣、世界の知識を抱く」

1この度の特別展で、私が全体をコーディネートした「中国小説」コーナーです。『三国志演義』の朝鮮板と、満洲語訳官を養成するための教材として作られた、『三国志演義』の満洲語抄訳である『三訳総解』。『西遊記』の清末・民国初期版と、現存しない元板の…

『『太平記』をとらえる』第2巻

小秋元段先生より『『太平記』をとらえる』シリーズの第2巻を頂戴しました。どうもありがとうございました。張静宇「『太平記』巻三十八「大元軍事」と宋元文化」が目を引きます。

3文化の空間

3文化の空間。左から近代、朝鮮時代、現代。

ロシア語の筆記体

そろそろロシア語の筆記体を学ぶところですが…

今日頂きました2点の図録

今日頂きました2点の図録です。いつもありがとうございます^_^『第26回 浮世絵オークション』。気になる絵が一つありましたが、高すぎ…涙『豊かなる朝鮮王朝の文化』。蓬左文庫・徳川美術館特別展示図録。

メモ 2015 0929 - 日常

おそらく韓国語版が刊行される際はタイトルが変わるだろう『異国征伐戦記の世界』の韓国語版の原稿を仕上げ、ほぼ2か月ぶりにヤフオクを眺めています。その間、世の中は9月の最後の日を迎えていたのですね。

『異国征伐戦記の世界』、翻訳了

『異国征伐戦記の世界』、翻訳了。来年の頭に刊行されます。

『加藤清正の生涯ー古文書が語る実像』

私のFBにこの本を紹介するのは3回目です。今日、読了。素晴らしい本です!加藤清正と彼の生きていた時代に関する考えが、ガラっと変わりました。

ソフィア・コワレフスカヤ софья ковалевская

生来的に詩人でなければ、同時に数学者にもなれない。 "Нельзя быть математиком в душе, не будучи поэтом в то же время" софья ковалевская今読んでいるロシア語テキストにこの人のことが触れられていたので調べてみたのですが、人間勝利の主人公でしたね…

最近頂いた玉稿と資料

最近頂いた玉稿と資料です。●植民地期の和式家屋に関する調査報告書2点●孫知慧「忘れられた近代の知識人「金九経」に関する調査」『大谷学報』94-2、2015・3 ●孫知慧「近代仏教の東西交渉 : ティモシー・リチャードの仏書翻訳と仏教理解」『関西大学東西学術…

メモ 2015 0913 - 黙々と

週末も黙々と『異国征伐戦記の世界』を翻訳していました。A4で全450余ページのうち、後100頁を残しています。腰のみならず、腕の関節が痛い。翻訳していて、どうじて自分はこの仕事をしているのかと空しさを感じる時がありますが、年末には完成しているだろ…

シリア緊急後援

国連難民高等弁務官事務所のシリア緊急後援サイトがあったので、定期後援を申請しました。寄付金を送るところを探していましたが、納得のいく名目と寄付先が見つかり、個人的に感謝します。http://unhcr.or.kr/unhcr/html/009/009009.html