2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

三木理史『国境の植民地・樺太』

敗戦以前における、樺太の製紙会社分布図。ロシア領になって原始林に戻ったそうです。幸いなことです。三木理史『国境の植民地・樺太』中

アレクサンドル・クラスノシチョーコフ(Александр Михайлович Краснощёков)

アレクサンドル・クラスノシチョーコフ(Александр Михайлович Краснощёков).1920−22年の間に北東ユーラシアに存在した極東共和国の首長。「パパはナイーブだったのです。ナイーブなコミュニストでした。私はそんなパパが好きだったけど、結局、政治ではナ…

ゴルディロックスと3びきのくま

ゴルディロックスと3びきのくまのお話。ダンビがこの話を聞くのを好むのでよく読んであげるのですが、読めば読むほど奇妙な話だなと思います。今のダンビは父・母・赤ちゃんの三人が登場するのが好きみたいですが、もしかすると、赤ちゃんクマとゴルディロッ…

見えるものの向うに存在する構造

板木、角筆、コズミック・ウェブ。見えるものの向うに存在する構造。https://www.youtube.com/watch?v=rENyyRwxpHohttp://www.businessinsider.com.au/r-new-map-shows-milky-way-lives-in-laniakea-galaxy-complex-2014-9 A Stunning New Map Reveals For T…

「板木」と「板本」

「板木」の研究と「板本」の研究とは、視点や研究方法が自ずと区別されてくるはずである。二つの視点・研究方法のどこがどのように区別されるかを明確に認識し、研究成果として世に出す必要がある。写真は、架蔵の薬チラシの板木です^^

メモ 2015 0722 - 衝撃の一日

御意。衝撃の一日でした。研究者としての進化を遂げた日だったなあと、後になって振り返ることになるかもしれません。ーーーーーーーーーーーー「板木の学術的な価値はどこにあるのであろうか。それは一言で言えば、板木には近世出版現場の情報が非常に生々…

朝鮮時代の文集の板木に関する研究書

国学振興院の好意で入手した、朝鮮時代の文集の板木に関する研究書。板木学の確立を目指して。

メモ 2015 0716 - where toからhow toへ

やはり、私は板本を眺める時が一番落ち着きます。『東国通鑑』の板本をあれこれと比べていたら、風邪気味も和らぎます。今晩も興味深い発見を一つ。語れることがまた一つ増えました。世の中はよくなりました。世界中の機関が公開する原本イメージを多数利用…

『東北韃靼諸国図誌野作雑記訳説』と『俄羅斯紀聞』

【韓国学の研究のための古典日本学講座】1年足らずの間、『東北韃靼諸国図誌野作雑記訳説』を読んできました。訳出されたオランダ語の原文『Noord en Oost Tartarye』、もしくは、ロシア語翻訳本が読みたくなりました。8月からは古賀洞庵が編纂した『俄羅斯…

memo 2015 0709 - 板木書誌学

『新刊東国通鑑』の板木に出会って以来、本の見方が完全に変わりました。「板木のことを知らないで近世書誌学について語ることはできない」と、鈴木俊幸先生はおっしゃったのですが、その意味を痛感するこの頃です。

『異国征伐戦記の世界』と続編

今年末の刊行を目途に韓国語訳している『異国征伐戦記の世界 : 韓半島・琉球列島・蝦夷地』(笠間書院)。元々は夏休みの終わり頃に刊行されるはずでしたが、他の仕事が終わらず、締切を何度も逃してしまいました。出版社には申し訳ない気持ちでいっぱいです…

共著『遊びの朝鮮』

共著を刊行しました。『遊びの朝鮮』。拙稿「近代韓国に入ってきた日本の遊び文化」を載せました。 双六・花札・立版古などのことに触れました。