2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

浜田啓介「幕末読本の一傾向」

浜田啓介「幕末読本の一傾向」『近世文学』6(日本近世文学会、1961・5)。中村幸彦「絵本太閤記について」とともに、私の研究の原点です。久しぶりに読んでいます。読む度に閃きがあります。浜田先生がこの論文を書かれたのが55年前。道遠けど、日は昇ったば…

メモ 160724 - 何かと忙しい日曜日

今週土曜日の『京郷新聞』連載分を先ほど完成。中国の日本学雑誌『日语学习与研究』に載せる原稿も完成。二つともに、前近代におけるロ日関係のことを取り扱いました。何かと忙しい日曜日でした。これで一息つきたいと思います。"《日语学习与研究》杂志是由…

『新刊東国通鑑』の印刷作業が終りました

『新刊東国通鑑』の板木533枚のうち、四分の一に当たる分の印刷作業が今日終了しました。最後の今日は、一枚の板を摺った数枚の中から最もできのよい紙面を選ぶ作業を行いました。この過程で、ここ10年来、私が持っていた書誌学の常識が一つ破れました。職…

メモ 2016 0721 - 忍者

2014年2月に伊賀で小説家の荒山徹先生、三重大学の吉丸先生と鼎談を行いました。当時の対話と拙稿が載った教養書が間もなく勉誠出版から出ます。http://www.human.mie-u.ac.jp/kenkyu/ken-prj/iga/news/post-23.html

「倭寇図巻」「抗倭図巻」をよむ : 勉誠出版

久しぶりに、こんなひと時を。本当に、本当に素晴らしい本ですね!末尾の村井章介文章のみは、つまらなかったな。=================「「倭寇図巻」の性格をめぐる研究状況は、この五、六年の間に劇的に変化し、さまざまな角度からの切り込みと分析によって格…

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My pride.

メモ 2016 0710 - ヒラメキ

今夜も『異国征伐戦記の世界』の韓国語版の再校をしつつSNSをチェック。そしたら、日本の先生のFBにて興味深い情報に接しました。8年後に出す研究書に使えるネタですね。SNSやテレビについてあれこれ批判する人がいるけど、本当は、うまく利用すると…

『京郷新聞』連載5回目

『京郷新聞』連載。今回のテーマは蘭学です。http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?www&artid=201607082224005&code=210100

『韓半島とユーラシア東海岸の500年史』8刷

拙著『韓半島とユーラシア東海岸の500年史』が今日、8刷となりました。今秋には1万部になるかと。

10年前の岩瀬・神宮文庫調査カード

10年前の岩瀬・神宮文庫調査カード。Wataru Ichinoheもう10年が経ったのね。

メモ 2016 0703 - 蘭学とロシア学

『京郷新聞』土曜日版の連載文を完成。今回の主人公は江戸時代最大の語学天才、馬場佐十郎です。15年頃前に彼のことを知ってから、一度は彼について書いてみたいと思ってきました。今回、願いがかないました。蘭学に関する私の考えを、初めて大系的に書いて…