ソウル特別市文化賞(学術部門)を受賞しました

ソウル特別市文化賞(学術部門)を受賞しました。 受賞対象作は、ただいま住んでいるソウル市冠岳区の文化・芸術を概説した『冠岳町歴史』(冠岳文化財団刊、2021)です。 t.co https://t.co/XC0Tn39Q5Q?amp=104710683?fbclid=IwAR0jVwGn4MR73EeWSJiO8XBquxprBLP…

ヘルシンキ大学に勤務する友人が拙著『葛藤都市』の一部を英訳

フィンランド・ヘルシンキ大学に勤務する友人が拙著『葛藤都市』の一部を英訳しましたので紹介します。 https://koreanology.wordpress.com/2021/02/09/kim-shiducks-conflict-city-2019-seongnam-city/?fbclid=IwAR3BlbFqPSYrkBZ0pt2bDgVyfUtwk9K2pFpAXWMzs…

「広島市立中央図書館本『通俗懲毖録』について-九四五年八月六日の原爆投下から生き残った、世界初の『懲毖録』翻訳本-」

「広島市立中央図書館本『通俗懲毖録』について-九四五年八月六日の原爆投下から生き残った、世界初の『懲毖録』翻訳本-」(『日語日文学研究』一一二、韓国日語日文学会、二〇二〇・二)を日本語訳しました。ご興味をお持ちの先生方・友人はお声をおかけ…

2020 0101 あけましておめでとうございます

2019年は疲れました。2017年の事件に触発されて執筆し、翻訳した4冊の本がすべて刊行されて、やっとワン・サイクルが完了した気持ちです。2020年は平穏でありますように。 知人・友人の皆様、あけましておめでとうございます。 網野善彦『古文書返却の旅』 …

ぺりかん社「近世文学史研究」シリーズ、完結

ぺりかん社の「近世文学史研究」シリーズが完結しました。 私は日露戦争に関する拙文を第3巻に載せました。

『懲毖録』、20年ぶりに

日本における壬辰戦争関係文献、ないし『懲毖録』文献群を追い始めたのは2000年でした。それから20年、ずっと謎だった二つの案件がありました。 今晩、そのうちの一つが解決しました。ほぼ100年の間、焼失したと思われていた文献が再発見されました…

『葛藤都市』が、明日、3刷に入ります

『ソウル宣言』の第2弾として10月10日刊行された『葛藤都市』が、明日、3刷に入ります。 予想以上の反響と売れ行きで嬉しい限りです。 1刷 10月10日 2刷 10月16日 3刷 10月30日

【資料】壬辰戦争を描いた朝鮮王朝時代の絵画資料

2019年6月24日、東京大学・史料編纂所で発表したものです。論文というほどでもないので、ここに公開します。ご関心のある方に参考になるとうれしいです。 壬辰戦争を描いた朝鮮王朝時代の絵画資料 *李廷修(イ・ジョンス)「壬辰倭乱・丁酉再乱の戦闘記録画研…

『日本人物語』第1巻、脱稿

『日本人物語』第1巻、脱稿。「DESHIMA」、オランダ王立博物館にて。

金時徳「韓国学の東アジア的な地平ー韓国学に利用できる文献の範囲について」(韓国語)

来週某所で発表する原稿です。論文化の計画はありませんので、ウェブ上に公開します。金時徳「韓国学の東アジア的な地平ー韓国学に利用できる文献の範囲について」(2018.10.12.韓国語)http://hermod.egloos.com/2231383

大島明秀先生の玉稿

ここ数か月の間、日本語向けのホットメールを開くことができませんでした。今日になってやっと接続しましたら、熊本県立大学の大島明秀先生より数点の玉稿が届いていました。すべて興味深い研究で、面白かったです。大島明秀「志筑忠雄「三種諸格」の資料的…

日本政治学会『年報政治学2018-I』のこと

日本政治学会『年報政治学2018-I』に拙研究への言及がありました。うれしい限りです。「日本政治思想 <評者 中田喜万> 対象 井上泰至編『近世日本の歴史叙述と対外意識』勉誠出版、2016年本書の主題のうち、特に力が注がれたのは朝鮮に対する意識であり、…

新連載「文献学者の近代探検」をスタート

『朝鮮日報』週末版に、新連載「文献学者の近代探検」をスタートします。 いつものように慶応大学・斯道文庫の一戸渉さんへ感謝!http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2018/07/13/2018071301720.html?rsMobile=false

一冊の研究書と一冊の教養書

一冊の研究書と一冊の教養書が研究室に届きました。高麗大学に在職中の蠔寛紋先生の『宣長はどのような日本を想像したか-『古事記伝』の「皇国」』(笠間書院、2017) : (89頁)戦友・大島明秀氏の『細川侯五代逸話集』(熊日新書、2018) : 当時の人々にとって「…

「国際忍者学会」設立記念大会で発表します

2月17日の「国際忍者学会」設立記念大会で基調講演をさせていただきます。4年ぶりの伊賀行きです。日 時 平成30年2月17日(土)〜18日(日) 場 所 サンピア伊賀 白鳳の間 (三重県伊賀市西明寺2756−104 電話: 0595-24-7000) 主 催 国際忍者学会 共 催 日…

『Esquire Korea』3月号のテーマは絵手本

『Esquire Korea』3月号のテーマは絵手本です。可愛らしい(^ν^)

熊本県立大学・大島明秀先生のインタビュー

熊本県立大学の大島明秀先生よりインタビューの画像をいただきました。去年伺った際にご調査のことをお聞きしていましたが、ついに調査が終了したのですね。このように現地の資料が発掘・調査され、その成果が地域の皆さんに還元できることは非常にうれしい…

網野善彦『古文書返却の旅』の翻訳が終わりました

網野善彦『古文書返却の旅』の翻訳が終わりました。今年出版される2番目の本です。これから『日本人物語』全15冊の執筆を始めます。

網野善彦『古文書返却の旅』の翻訳をスタート

網野善彦『古文書返却の旅』の翻訳をスタート。

新刊小説『朝鮮通信使』に推薦の言葉を載せました

新刊小説『朝鮮通信使』に推薦の言葉を載せました。http://www.aladin.co.kr/shop/wproduct.aspx?partner=rss&ISBN=K592532962

伊豫大洲藩の藩札に記されているハングル

『Esquire Korea』12月号のテーマは、伊豫大洲藩の藩札に記されているハングルでした。「あなめでた」

『日本外史』と『征韓偉略』の比較

頼山陽『日本外史』と川口長孺『征韓偉略』の比較を中心として、金曜日に高麗大学で発表します。

『Esquire』誌とのインタビュー

私の人事をめぐる戦争は、とりあえず、首にはならないで済みました。これから第2ラウンドです。人事関係のコメントが含まれていたので紹介していなかった『Esquire』誌とのインタビュー記事を、今はリンクしてもいいと思います。http://esquirekorea.co.kr/…

男性誌『Esquire』とのインタビュー

男性誌『Esquire』とのインタビュー。インタビューのタイトルは「金時徳の戦争」。和本をファッション・アイテムに使ったのは、日本でもあまり例を見ないのではσ(^_^;)

拙著『戦争の文献学』のこと

拙著『戦争の文献学』が、2017年度世宗図書・学術部門の推薦書に選ばれました。この本は『異国征伐戦記の世界』の続編で、笠間書院から日本語版が出ることになっています。因みに、『異国征伐戦記の世界』の韓国語版は2017年度大韓民国学術院の推薦図書に選…

『日本外史』と『征韓偉略』

江戸時代における漢文と和文の関係についての発表を依頼されています。色々と頭の痛い毎日ですが、それでも研究は休めない。せっかくなので、これまで手をつけていなかった頼山陽の『日本外史』のことを取り上げることにしました。十九世紀における朝鮮軍記…

『史学雑誌』 「回顧と展望 2016:近世総論」

『史学雑誌』 「回顧と展望 2016:近世総論」。編集を担当した『海を渡る史書』、そして、『北海異談』のことを取り扱った拙稿を載せた『近世日本の歴史叙述と対外意識』のことに触れていただきました。光栄です!

『シベリア出兵』,『White Siberia - The Politics of Civil War』

ロシア革命と干渉戦争、そして、セミョーノフ、コルチャーク、クラスノシチョーコフ。ついに、この2冊が揃いました!原暉之『シベリア出兵:革命と干渉1917–1922』 N.G.O. Pereira『White Siberia - The Politics of Civil War』[自著・他著(本について)]…

松木明知『中川五郎次とシベリア経由の牛痘種痘法』より

松木明知『中川五郎次とシベリア経由の牛痘種痘法』(北海道出版企画センター、2009)より。こんなこともあるものですね。「函館から帰って数日後のある晩「懇意の古書店に初版が入荷した」という夢を見た。翌朝これが「夢」と判って落胆したが、もしや…

『近世文学史研究 第三巻 十九世紀の文学』「日露戦記」

ほぼ4か月ぶりに真面に、論文を書き下ろしました。ロバート・キャンベル先生編集の『近世文学史研究 第三巻 十九世紀の文学』(ぺりかん社)に入れる「日露戦記」項目。原稿用紙38枚。ひょっとすると、研究者として書く最後の論文になるかもしれませんが…