2017-01-01から1年間の記事一覧

網野善彦『古文書返却の旅』の翻訳をスタート

網野善彦『古文書返却の旅』の翻訳をスタート。

新刊小説『朝鮮通信使』に推薦の言葉を載せました

新刊小説『朝鮮通信使』に推薦の言葉を載せました。http://www.aladin.co.kr/shop/wproduct.aspx?partner=rss&ISBN=K592532962

伊豫大洲藩の藩札に記されているハングル

『Esquire Korea』12月号のテーマは、伊豫大洲藩の藩札に記されているハングルでした。「あなめでた」

『日本外史』と『征韓偉略』の比較

頼山陽『日本外史』と川口長孺『征韓偉略』の比較を中心として、金曜日に高麗大学で発表します。

『Esquire』誌とのインタビュー

私の人事をめぐる戦争は、とりあえず、首にはならないで済みました。これから第2ラウンドです。人事関係のコメントが含まれていたので紹介していなかった『Esquire』誌とのインタビュー記事を、今はリンクしてもいいと思います。http://esquirekorea.co.kr/…

男性誌『Esquire』とのインタビュー

男性誌『Esquire』とのインタビュー。インタビューのタイトルは「金時徳の戦争」。和本をファッション・アイテムに使ったのは、日本でもあまり例を見ないのではσ(^_^;)

拙著『戦争の文献学』のこと

拙著『戦争の文献学』が、2017年度世宗図書・学術部門の推薦書に選ばれました。この本は『異国征伐戦記の世界』の続編で、笠間書院から日本語版が出ることになっています。因みに、『異国征伐戦記の世界』の韓国語版は2017年度大韓民国学術院の推薦図書に選…

『日本外史』と『征韓偉略』

江戸時代における漢文と和文の関係についての発表を依頼されています。色々と頭の痛い毎日ですが、それでも研究は休めない。せっかくなので、これまで手をつけていなかった頼山陽の『日本外史』のことを取り上げることにしました。十九世紀における朝鮮軍記…

『史学雑誌』 「回顧と展望 2016:近世総論」

『史学雑誌』 「回顧と展望 2016:近世総論」。編集を担当した『海を渡る史書』、そして、『北海異談』のことを取り扱った拙稿を載せた『近世日本の歴史叙述と対外意識』のことに触れていただきました。光栄です!

『シベリア出兵』,『White Siberia - The Politics of Civil War』

ロシア革命と干渉戦争、そして、セミョーノフ、コルチャーク、クラスノシチョーコフ。ついに、この2冊が揃いました!原暉之『シベリア出兵:革命と干渉1917–1922』 N.G.O. Pereira『White Siberia - The Politics of Civil War』[自著・他著(本について)]…

松木明知『中川五郎次とシベリア経由の牛痘種痘法』より

松木明知『中川五郎次とシベリア経由の牛痘種痘法』(北海道出版企画センター、2009)より。こんなこともあるものですね。「函館から帰って数日後のある晩「懇意の古書店に初版が入荷した」という夢を見た。翌朝これが「夢」と判って落胆したが、もしや…

『近世文学史研究 第三巻 十九世紀の文学』「日露戦記」

ほぼ4か月ぶりに真面に、論文を書き下ろしました。ロバート・キャンベル先生編集の『近世文学史研究 第三巻 十九世紀の文学』(ぺりかん社)に入れる「日露戦記」項目。原稿用紙38枚。ひょっとすると、研究者として書く最後の論文になるかもしれませんが…

つぶやき。

今学期は私の人事問題で大いにもめています。今回の危機は何とか乗り越えそうですが、韓国で日本文学・文献学を研究することの困難さには、覚悟していた以上に厳しいものがあります。向うから戦いを挑んできた以上、勝つしかありませんが、その後、できるな…

『日本の対外戦争』(『異国征伐戦記の世界』)が、2017年度大韓民国学術院優秀学術図書に選ばれました

『日本の対外戦争』(元タイトル『異国征伐戦記の世界』、笠間書院)が、2017年度大韓民国学術院優秀学術図書に選ばれました。http://www.kyobobook.co.kr/product/detailViewKor.laf?ejkGb=KOR&mallGb=KOR&barcode=9788932917931&orderClick=LAG&Kc=

『韓半島とユーラシア東海岸の500年史』、9刷となりました

『韓半島とユーラシア東海岸の500年史』、9刷となりました。9,500部。電子書籍を含めて、1万部を超えたとのこと。

熊本県立大学・大島明秀先生より賜った玉稿と資料

数年前に交流が始まってから、ご本人の研究成果や、九州地域における古文献の調査結果を1冊、2冊ずつ送っていただいています。おかげで、留学した関東とともに、熊本一帯を、日本における自分の第2の研究拠点とみなすに至りました。ありがたく、うれしい…

『朝鮮日報』書評【縦横無尽人文学】連載、満2年

『朝鮮日報』書評【縦横無尽人文学】を連載して満2年、24回目を迎えました。ただただ感謝です。

memo 170504 - 最近決まった二つのこと

最近決まった二つのこと。8月最後の週にオランダ・ライデン大学で集中講義を行います。ここの東アジア研究所のポスドックに応募した2009年を思い出します。一方、『異国征伐戦記の世界』(日本語2010、韓国語2016)、『戦争の文献学』(韓国語2017、日本語2018)…

memo 170426 -『戦争の文献学』の設計図

2015年12月に初めて画いた、『戦争の文献学』の設計図。量が多い論文や本を書く際は、こんな設計図を机の上に貼っておいて修正する過程を経ます。明日、西江大学で行われる講演では、この設計図をお見せしながら『戦争の文献学』のことを語ります。

大島渚と村上春樹

1995年、学部2年生の時、金春美先生の「日文講読」という授業で大島渚の文章「不可能性の発見」を読みました。自分に何ができるかを探す歳から、自分に何ができないかを探す歳へと変わる時期が人生にやってくる、といった内容です。当時は日本語の勉強に精い…

浜田啓介「幕末読本の一傾向」『近世文芸』1961年5月号

『近世文芸』1961年5月号に掲載された浜田啓介先生の玉稿「幕末読本の一傾向」。研究者としての自分の人生の中で、一番重要な論文です。政治と文学、国際戦争と文学。特に、19世紀の冒頭、1800年に壬辰戦争文献の出版がブームをなしたことを述べる次の…

新装

新装。壬辰戦争から満洲国まで。

「大韓赤十字病院」のこと

ヤフオクで見つけた文献が韓国近代史における重要文献であることを確認し、ソウル大学医学博物館に情報提供したところ、無事入手され、館内に専用コーナーが新設されました。これまで運営の実態が全く把握されていなかった「大韓赤十字病院」に関する資料で…

『戦争の文献学』のことで『東亜日報』とインタビュー

先日、『戦争の文献学』のことで『東亜日報』とのインタビューを行いました。 写真は、竜山にある戦争記念館の、「羅禪征伐」コーナーで撮りました。 羅禪征伐とは、1654・58年の二回にわたり、清・朝鮮連合軍が沿海州でロシアコサックとぶつかった戦…

松方冬子『日蘭関係史をよみとく 上巻 つなぐ人々』(臨川書店)

先日、史料編纂所の松方冬子先生が御訪韓になり、短い時間ではありましたがお話しすることができました。そして、玉著『日蘭関係史をよみとく 上巻 つなぐ人々』(臨川書店)をいただきました。最近、オランダ語を勉強しており、いずれは前近代における日本・…

『京郷新聞』とのインタビュー

新刊『戦争の文献学』をテーマに、『京郷新聞』とのインタビュー。写真の中の和本は、露米商会のレザノフが1806年に長崎に入港したことを伝える写本です。http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?www&artid=201703132122005&code=960201

朝鮮日報とインタビュー

拙著『戦争の文献学』について、朝鮮日報とインタビューを行いました。http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2017/03/10/2017031000100.html

『韓半島とユーラシア東海岸の500年史』の中国語版が刊行されることになりました

拙著『韓半島とユーラシア東海岸の500年史』の中国語版が刊行されることになりました。日本語版は勉誠出版から刊行されることが確定していますが、このようにして東アジア3か国語で拙著が揃うことには、ただただ感謝するのみです。

170309『戦争の文献学』発売状況

未刊行状態で予約だけで、オンライン書店ALADINの東洋史分野週刊1位。 今週の週末版の書評が楽しみです。昨日、三つの新聞社とインタビューを行いました。http://www.aladin.co.kr/shop/wproduct.aspx?ItemId=100442148

『戦争の文献学』が出ました

『戦争の文献学』が出ました。