2014-01-01から1年間の記事一覧
早速日本語訳されましたね。この度の再発見に関する報告を、岩波『文学』2015年3・4月号に掲載予定です。http://japanese.joins.com/article/703/194703.htmlhttp://japanese.joins.com/article/704/194704.html
[http://joongang.joins.com/article/aid/2014/12/31/16390304.html?cloc=olink|article|default:title=http://joongang.joins.com/article/aid/2014/12/31/16390304.html?cloc=olink]水戸光圀ゆかりの『新刊東国通鑑』の板木533枚・・・90年ぶりにソウルで…
初級ロシア語の勉強中に。 動詞видетьとидти 現在形変化を見ていたら、20年前に学んだラテン語が思い浮かびます。キリル文字の壁を越えると、インド・ヨーロッパ語族が感じられますな・・・to see видеть http://masterrussian.com/vocabulary/videt.htm Vid…
http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/index.html SAT大正新脩大藏經テキストデータベース
今朝予定されている某日刊紙のインタビューのために資料を整理していたら、論文が出来上がってしまいました。いつ書けるか心配していた論文だったのですが、よかったです^^この論文は2015年1月2日に文献と解釈研究会で発表され、3月には岩波『文学』に掲載…
『週刊朝鮮』連載の最終回「25.アメリカのアジア」を脱稿しました。1年間の戦争が終わりました。
韓国戦争の勃発を前後して書かれ、平壌中央郵便局に残っていた手紙・葉書1000通余を米軍が押収して保管してきたものです。『朝鮮人民軍郵便箱4640号‐1950年、届けられなかった手紙』
『聖なる牝牛の神話 The Myth of the Holy Cow』。インド版「作られた伝統」「創造された古典」。国家を信仰の対象として崇める人たちは、現秩序の起源をいつまでも遡ることと見做し、著者のような文献学者の行動を法律を牽制しようとし、不法な手段でその命…
インドの独立運動家として、韓国には主にガンディーとネルーが知られていますが、彼らとは異なる道を選んだ独立運動家も多くいました。チャンドラ・ボース、アンベードカル、そして、パキスタンの ジンナー等々。李承晩と金日成の二人だけを以っては韓半島の…
韓国人・アメリカ人・日本人が書いたマッカーサーの伝記、そして、奇作『拝啓マッカーサー元帥様』。マッカーサーと共に、私の1年間の戦争も終わりを迎えつつあります。
2001年夏、『絵本太閤記』から『懲ひ録』の書名を確認。 2008年夏、『神功皇后三韓退治図会』から壬辰戦争軍記の影響を確認。 2013年夏、17世紀に日本に渡った『懲ひ録』の版本を確認。 そして、2014年12月16日、研究を始めてから4度目の「ヒラメキ」です。…
今日は一日中興奮状態でした。私の属する学界でミステリーだった問題を解決したのです。学界全体としては些細な問題かもしれませんが、私としては長い間疑問に思っていた問題でしたし、奎章閣に所属したお蔭で解決できたことでもあったので、よい一層嬉しい…
『週刊朝鮮』連載第24回を書きました。今回のテーマは大高麗国・満洲国・モンゴル、そして「アムール・カリフォルニア(California on the Amur, or the 'Zheltuga Republic' in Manchuria)」です。連載は後1回を残しています。2014年も後15日で終わります…
怪書一般の研究書に欠落している人物・事件に多く触れる点は参考になりました。日本の右翼の近代史観には「朝鮮・朝鮮人」の問題が欠落しているということを改めて確認させた本です。
孫文の有名な「大アジア主義」演説。神戸大学附属図書館が提供する新聞記事より。http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=10014630&TYPE=IMAGE_FILE&POS=1大アジア主義 (1〜4) 神戸高女にて 孫文氏演説 戴天仇氏通訳 大阪毎日新聞 …
22日(月)13時から奎章閣韓国学研究院で「奎章閣の蔵書と書目」というワークショップが開かれます。この種の研究は韓国の学界であまり行われなかったテーマなので、文献学にご興味のある方々のご参加をお待ちしております。私は司会をやらせていただきます…
某放送局で壬辰戦争関係のドキュメンタリーの企画会議を済ませ、忘年会へ。来年も壬辰戦争と戦争史のことで沢山の文献を読み、且つ書くことになりそうです。いかに周りが混沌としても、私にできることは研究を続け、文章を書くことのみでしょう。そう信じて…
尊敬!”米国、イギリス、中国、オランダの「ABCD包囲陣」によって、日本は追い詰められたとの日本被害者論があります。見当違いも甚だしい。日本が経済制裁を受けるようになったのは、中国への軍事的侵略を繰り返していたからです。「暴支膺懲(ぼうしよ…
拙著『異国征伐戦記の世界 - 韓半島・琉球列島・蝦夷地』が電子書籍で発売されました。この本を出版して4年。今冬に韓国語版を出版し、2−3年後に続編を韓国語で執筆する予定です。その日本語版も前作と同じく笠間書院で刊行されることを願っています。http:/…
2014年12月6日から8日の三日間、沖縄本島の中部・南部を出張で訪れました。 沖縄・琉球に関しては論文も何点か書いていますが、今まで行ったことがなかったので写真資料の確保に苦労しておりました。今回は観光客向けの定番遺跡を巡りまして、使える写真を多…
孫文、頭山満、犬養毅、宮崎滔天、北一輝、アギナルド・・・・・・とうとう地雷原登場!とりあえず、寝ます。
葦津珍彦『大アジア主義と頭山満』日本教文社、1972資料としての意味合いは認められる本である。鳩山和夫 - 一郎 - 威一郎 - 由紀夫 (48頁)実に興味深い家系です。
娘が眠った真夜中、小林秀夫『満鉄‐知の集団の誕生と死』の韓国語訳を読みました。満鉄と満洲国、ある意味では20世紀後半の韓国と日本を予告したともいえる存在です。この二つの存在に解して、左右陣営のある一方の極端を取ることなく、まずは事実を論じる必…
『週刊朝鮮』連載の第22回がウェブ上に全文公開されました^^http://weekly.chosun.com/client/news/viw.asp?ctcd=C02&nNewsNumb=002333100016 1904〜1905年、日露戦争:非白人帝国主義国家の登場ーロシアは朝鮮にとってなんだったのか?
秋里籬島に関する単独の研究書が出たことを聞いてうれしく思いました。ただし、この本には彼の絵本軍記に関しては言及されていないようで、この1点だけは残念です。ともあれ、近世文学会で藤川玲満さんのご発表を伺い、いつかご研究が本にまとまるとありが…
アムール・カリフォルニアに関する記事。次々回ぐらいの『週刊朝鮮』連載に引用することになりそうです。連載は3回を残しています。朝鮮王朝の滅亡、満蒙、大東亜共栄圏とマッカーサーの問題を取り上げ、最後に連載のポイントをおさらいします。http://magaze…
瀧井一博、伊藤博文―知の政治家、中公新書、2010伊藤博文に関して深層的に調べなければならないという思いをさせた本です。一方、著者が伊藤博文の内面にちょっと入りすぎた気がします。国際問題に関する文章を書くためには諸外国語の文献が読めなければなら…
HWANG Jaemun, 安重根評伝, 2010「私は韓国の独立を回復し、東洋の平和を維持するために、3年間、海外で風餐露宿し、遂にその目的を達成できないまま、この地で死ぬ。したがって、ただただ我が2千万の兄弟姉妹はそれぞれ奮起して学問を勉励し、実業を振興し…
今日の名言「お互いの意見を尊重しよう。もちろん、私が正しく、あなたは間違っているけど」
一ヶ月ほど、頭が停止した状況が続いています。これまでは発表・論文を依頼された後にキャンセルしたことはありませんでしたが、最近、研究の枠を構築することに失敗して発表を取り消しすることが起きてしまいました。締め切りを設定すれば文章が書ける、と…