日米開戦:政治の未熟が招いた真珠湾 五百旗頭真さんインタビュー

尊敬!

”米国、イギリス、中国、オランダの「ABCD包囲陣」によって、日本は追い詰められたとの日本被害者論があります。見当違いも甚だしい。日本が経済制裁を受けるようになったのは、中国への軍事的侵略を繰り返していたからです。「暴支膺懲(ぼうしようちょう)」などと暴言して。ルーズベルト(米大統領)が日本を戦争に引きずり込んだとの陰謀論もあります。仮にそうだとしたら、日本はまんまと引っかかったことになる。自らの未熟さ、間抜けさを認めたようなものです。国家指導者の資格はありません。国際政治とは「力の体系」であり、「利益の体系」であり、「価値の体系」です。甘いものではない。自身の行動が招いた結果責任を引き受ける「覚悟」が政治指導者には必要です。”

http://mainichi.jp/feature/news/20141208mog00m040002000c.html
日米開戦:政治の未熟が招いた真珠湾 五百旗頭真さんインタビュー