2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっと一息

身分上に変化が起きて、久しぶりに無所属になった現在、外部世界に対して目と耳をふさいで『懲ひ録』作業に集中しています。何とかして2月中に終えるつもりですが、これが、繊細さを要する作業なので、緊張しながら執筆中。今日は締め切りが迫った原稿があっ…

『脇坂記』、など

今日は「日本近世史研究会」と「文献と解釈研究会」に参加。文献と解釈研究会では、二つの発表から得られたことが沢山ありました。なお、この数日間悩んでいた問題に関して、決心を固めました。真に紆余曲折した人生でございます・・・一方、『文献と解釈』61…

島津家本『琉球外国関係文書』

島津家本『琉球外国関係文書』http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/personal/yokoyama/okinawa/frame.htm

戦争記念館と国立民俗博物館

今日も忙しく過ごしました。午前には戦争記念館で中等学校の教師の方々を相手に壬辰戦争の講演、午後には国立民俗博物館に展示中の家蔵の和本、及び、私が一部説明を書いた日本の古文書の現況を観賞。国立の博物館に家蔵の和本が丁寧に展示されているのを見…

この度頂いた玉稿・著書・その他

先週の訪日の際に諸先生よりいただいた玉稿・著書・その他です。勉強させていただきます〜〜まずは非文字資料から。 ● Most wanted of year - Rapper & Rockers part 2 : 去年インドでヒットしたバングラ・コレクションです! ● 開運馬蹄次に、文字資料 ● 高…

『国訳西突全書』

日本から帰国したら、ありがたい元旦のお土産が届いていました。『懲ひ録』を含む柳成竜先生の著述を訳注した『国訳西突全書』がそれです。私が研究をはじめた直後、近世日本の壬辰戦争文献の中から『懲ひ録』の痕跡を確認した2001年にこのシリーズが刊行さ…

ターニングポイント

昨日は私の研究の軌跡において記念すべきターニングポイントの一つとなるべき日でした(就職の話ではありませんが。涙)。詳しいことは結果が出てから改めて申し上げることにしたいですが、私が無意味な研究をしてきたつもりではないということを認められた…

金俊培「近世日本の作品群に現れる壬辰戦争の「海戦」」

そろそろ明かしてもいいと思いますが、ただいま国立民俗博物館で開かれている「婚礼」特別展(http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=103&oid=001&aid=0005981812)に家蔵の日本の古文書も展示されています。そのご縁で、国立民俗博物…

メモ2013.1.8

昨晩は某出版社の社長と一杯。こんな不況の中にも着々と規模を拡張していく底力に感嘆しました。社長と話し合いながら、経営とは何か、人間関係とは何かを考えました。最近、信頼できる研究者・著者を紹介してほしいという依頼を受けることが増えましたが、…

2006年夏、新小岩

今日も夜中に起きて作業をしていたら、ふと、2006年の夏の風景が思い浮かびました。平凡な東京の町、新小岩。『懲ひ録』作業は、出版までの全過程のうち、ようやく第1段階のめどが付きました。できれば、10日に東京に行くまでにこの段階を終え、遅い年賀状と…

ひらめき

今夜は突然「文章の神様」が降りてきて、『懲ひ録』の解題を書いてしまいました。妻と話していて、ぱっと「ひらめき」、時間も忘れて書いていたら、すでに日付が変わっていますね。このような経験が時々あるので研究と執筆が楽しいわけなんですが・・・まだ…

メモ‐古書と『懲ひ録』

2013年元旦。妻がいない間に窓を全部開けて古書の整理・リストアップ作業をしました。久しぶりに架蔵本を全部出して再分類し、袋ごとにナフタレンを入れました。友達から飲み会の誘いのメッセージが携帯に届いたのも知らずに・・・涙ともかく、海を越えた古…

新年

日本の天気ニュースライブチャンネルをインターネットで聞きながら、今年初の文章をつづります。どうか、今年は平穏で落ち着いた一年になりますように。一息付きつつ再整備することができるようにと・・・しかし、年賀状がまだです。知人の皆さん、もう少しお待…