2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

韓・日が対立する今、雨森芳洲を思い出すことは

昨日行われた連合ニュースとのインタビュー。雨森芳洲のことを語りました。ただ、写真が・・・http://www.yonhapnews.co.kr/culture/2012/08/29/0901000000AKR20120829008200005.HTML

台風が直撃したソウル

忙しかった一日が終わる。台風が直撃した中、鬱とした雰囲気のセンター会議、2学期の授業の始まり、某メディアとのインタビュー、日本古文献講読・シーズン2の最後の授業を済ませる。めでたしめでたし。写真はアメリカにいるお二人の知り合いからのプレゼン…

佐島顕子先生からのプレゼント

福岡の佐島顕子先生からのプレゼントが沢山届きました^^くまモンのクリアファイルに手ぬぐい、図録『重要文化財新指定記念・日朝交流の軌跡・対馬宗家文書8万点の調査を終えて』『美のワンダーランド・十五人の京絵師』、そして、先生による翻訳『奎章閣閣…

Digital collections of the Vietnamese Nôm Preservation Foundation

生まれて初めて、真剣にベトナム語が勉強したくなりました。すごい!(感激の涙)Digital collections of the Vietnamese Nôm Preservation Foundation http://lib.nomfoundation.org/

鳥津亮二先生

昨日、全羅道で開かれた壬辰戦争420年記念国際大会での発表のために訪韓した鳥津亮二先生。私も討論をやることになっていたのですが、事情があって、やむを得ず欠席。鳥津さんには、1月に熊本で多大なる恩恵をも被ったことだし、せめてコーヒーでも、という…

ソウル大学での発表と前近代日本文献講読会

金曜日はソウル大学での発表、土曜日は前近代日本文献講読会。壬辰戦争・丙子戦争のことを記した戦国期・近世日本の文献と後金・清代の満洲語文献を比較検討した金曜日の発表は、全力を尽くして準備しただけに、発表後は脱力感が感じられます。真夜中まで飲…

真夜中の話

雷の鳴る夜。戦闘を行うごとく、一つ、一つ、論文を処理していきます。へとへと。おととい2つ、今3つ、週末にいくつか。そうすると、小規模のものはなくなるでしょう。執筆という行為そのものに埋没されることなく、研究のための執筆であるという気持ちが持…

今年の後半戦がスタート

http://www.youtube.com/watch?v=j9r930AfKT0晴れない日々が続き、心身ともに低気圧状態ではありましたが、それでもここ数日間、意識的に休んでいました。そして、今晩から今年の後半戦がスタート。8月の残りに些細な文章・校訂をいくつか手がけると、9・10月…

『韓国音楽の巨匠たちーその千年の音を聞く:韓国音楽名人列伝』

昨日、ソン・ジウォン先生の『韓国音楽の巨匠たちーその千年の音を聞く:韓国音楽名人列伝』(太学社、2012)を入手しました。出版社からの帰り道でほぼ半分を読んでしまいました。すごい吸引力です。伝統時代の韓半島に存在した音楽家・楽器・楽譜といった、…

「歴史・文学・思想の三角形で「記憶の歴史」を辿る」

今日はパジュ出版団地で、二箇所の出版社と業務協議を行いました。一つの出版社とは、近日中に文庫版の本を出すことで意見を調整し、もう一つの出版社とは、私の韓国語の本の日本語訳を出版することについて条件を調整しました。一方、先日、韓国学中央研究…

今年の後半戦が始まりました

僕をめぐるさまざまな出来事で、心落ち着かない日々が続いている。数年続くこのような状況はもういやだけど、なかなか終わらないな。本当に、研究だけが自分を救援する、ということか。午後には学会発表があります。最近は、各種の国際大会での発表は多かっ…

「日本古文献講座2」第6週目

「日本古文献講座2」第6週目の様子。『朝鮮暴徒実記』の前編がほぼ終わりました。受講する方々の実力が日に日に増しているので、残りの2週間で後編を読み終えることができるかもしれません。そうすると、気持ちよく9・10月の『琉球談』『琉球年代記』に移る…

休暇中

ここ数日、自発的な休暇を取っていました。そんな中、今朝は某区役所から講演依頼が入り、それで思ってみると、「日本古文献講座」の第3期の準備がまだでした。9・10月は『琉球談』(1795)・『琉球年代記』(1832)を読もうかと思っています。とにかく、このよう…

倉員正江「『九州諸将軍記』掲載李玉峰・許蘭雪記事についての一考察‐『両朝平攘録』に記録された朝鮮女流詩人」

日本大学の倉員正江先生より玉稿「『九州諸将軍記』掲載李玉峰・許蘭雪記事についての一考察‐『両朝平攘録』に記録された朝鮮女流詩人」『近世文芸 研究と評論』82(2012・6)を賜りました。拙著をも引用してくださっております。先生は、共著を出し…

侵略国が作り上げる戦争の記憶:壬辰戦争・丙子戦争戦記の比較研究試論

終わりました・・・壬辰戦争と丙子戦争の関連文献の比較といった無謀な実験、今年2月から始まった満洲語の学習、明・清代の中国文献とその研究成果の吸収などなど・・・ ここ数年間少なくない数の文章を書いてきたと思いますが、博士論文以来、最も力を入れて書い…

『日本と〈異国〉の合戦と文学―日本人にとって、〈異国〉とは、合戦とは何か』

先程まで、来年ごろに笠間書院で出版予定の共著に載せる拙稿を校正していました。共著の仮題は『日本と〈異国〉の合戦と文学―日本人にとって、〈異国〉とは、合戦とは何か』。去年12月に青山大学で行ったシンポジウムの結果報告という性質のもので、拙稿のタ…

「近世・近代日本の建築・地理関連アーカイブズ」

来週の月曜日、ソウル大学建築学科で「近世・近代日本の建築・地理関連アーカイブズ」というタイトルで発表することになりました。先ほど、講演資料を発送しました。7月に奎章閣で行った「日本のアーカイブズ」の延長といったような発表ですが、今回の講演を…

九州大学の中野等先生

壬辰戦争および近世日本史研究の第一線を走っていらっしゃる九州大学の中野等先生から玉稿が送られてきました。拙著『異国征伐戦記の世界』への言及や批判などを行ってくださり、恐縮の至りです。学界の末席におりますものとして、ますます精進あるのみです…