真夜中の話

雷の鳴る夜。戦闘を行うごとく、一つ、一つ、論文を処理していきます。へとへと。おととい2つ、今3つ、週末にいくつか。そうすると、小規模のものはなくなるでしょう。執筆という行為そのものに埋没されることなく、研究のための執筆であるという気持ちが持続できることを願います。

5月から続いている日本古文献講座。最初から受講する方々は、今は相当解読できるまでになりました。19世紀中後期の比較的易しい文献なら、問題なく解読できる程です。やりがいを感じます。この講座をいつまでやっていけるがは分かりませんが、できる限り持続させたいと思います。

一方、やりがいといえば・・・今日、私のブログの方に、とある大学の学部生が文章を残しました。そもそもは日本語を使う職場で働くつもりだったが、私の活動を見ていて、日本の古い文献を読むことをやってみたいと思うようになったと。これはこれは、勿論、ありがたいですが、正直な話、やめさせたいです。茨の道なんだもん。涙

写真は2006年11月に蓬左文庫・岩瀬文庫調査の際に撮ったものです。蓬左文庫を紹介する一文を書くことになって、挿絵に使う写真を探していたら出てきました。もう6年前になりますね・・・