2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

現在やっている3つのゼミ

現在、3つのゼミをやっています。「現代日本語講読会」、「韓国学の研究のための古典日本学講座」、「前近代日本文献講読会」。江戸時代の小説に『浮世ものがたり』というものがありますが、その冒頭に次のような文章が出ています。「世にすめばなにはにつけ…

金沢大学の杉山欣也先生の玉稿

金沢大学の杉山欣也先生より4点の玉稿を賜りました。『日露戦争未来記』のことを調べていて、ご研究に接しました。どうもありがとうございました。「夢みられた日露戦争、あるいは博文館の夢みた未来」『明治期雑誌メディアにみる<文学>』(筑波大学近代文…

memo 2015 0816

世界中で無数に研究されてきた北太平洋沿岸地域の歴史について、はたして自分は何らかの成果を出すことができるだろうか?

ボルヘス「『ベオウルフ』の写本に書かれている詩」

ホルヘ・ルイス・ボルヘス「『ベオウルフ』の写本に書かれている詩」El otro, el mismo, 1964=========================================Composición escrita en un ejemplar de la gesta de BeowulfA veces me pregunto qué razones Me mueven a estudiar s…

『朝鮮ビズ』「壬辰戦争列伝6 金応瑞vs.小西行長2」

『朝鮮ビズ』に連載中の「壬辰戦争列伝」。「金応瑞vs.小西行長」編の第2回目です。今回は小西に焦点を当ててみました。http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2015/08/04/2015080401730.html?rsMobile=false

August 6, 1945, at 8:15 a.m, Hiroshima

日本が自国の防衛および米日同盟に必要な軍事的な措置を取ることを現実的に制御できないという認識とは別に、戦争自体への日本内部の反省とアメリカの圧力とが結ばれて作られた平和憲法は世界史的な価値を有するものであるという認識も有意義なことだと考え…

メモ 2015 0802 -「壬辰戦争列伝」8月号

『朝鮮ビズ』の「壬辰戦争列伝」原稿を先ほど完成。発送して一息ついています。今月も「金応瑞VS.小西行長」編。来月まで3回書くつもりです。その次は柳成竜。この連載で最も書きたかった「金応瑞VS.小西行長」編が終わると、「柳成竜VS.小早川隆景」、「李…

『日露戦争未来記』(博文館、1898)

文献と解釈研究会でやっている「30分講読」。今月からは『日露戦争未来記』(博文館、1898)を読みます。19世紀のSFとでもいえるでしょうか。