2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

memo 2014 0427 - 台湾問題

『週刊朝鮮』の第8回目の原稿を書き上げて編集部に送りました。全体連載の三分の一まで来ました。今回は、この度の連載の中で最も書きたいテーマの一つであった「台湾」問題を取り上げました。戦国時代日本に始まった連載が、大陸を経て徐々に日本に回帰しつ…

高麗大学民族文化研究院満洲学センター、韓国で初めて『満洲実録』の完訳本を刊行

2年前、高麗大学民族文化研究院の満洲学センターの先生方から満洲語の基礎を学び、ヌルハチの事跡を清朝の乾隆帝の際に整理した『満洲実録』輪読会の終わりごろに参加させていただきました。私は殆どオブジャーバーでして、輪読に参加したのはほんの僅かに過…

memo 2014 0422 - 正義感

幼い頃抱いた素朴な正義感を、年を取っても持ちつつけられるように・・・こんな悲しさの中にも現実は動き続けます。昨日はいつものようにヤフオクを眺めていて、『週刊朝鮮』連載の最後回である第25回で何について書くか決めました。「マッカーサー」、そし…

【韓半島とユーラシア東海岸の500年史⑦】1666年・中国:自滅した明王朝

『週刊朝鮮』連載の第7回。今号を最後に、話は東南アジアに移ります。===http://weekly.chosun.com/client/news/viw.asp?ctcd=C08&nNewsNumb=002303100011 朝鮮の昭顕世子の軍隊、万里の長城を越えて北京に進入する 1666年・中国:自滅した明王朝

東寺百合文書

東寺百合文書WEB http://hyakugo.kyoto.jp/

memo 2014 0414 - 慶尚南北道の20世紀前期の遺跡を調査

週末の三日間、慶尚南北道の20世紀前期の遺跡をめぐりました。短い時間でしたが、慶州・釜山・馬山・三浪津などを訪れて、沢山の資料を収集し、いろんなことを考えました。夜に帰宅して『週刊朝鮮』の次号の文章を書き、今夜は他の発表の原稿を書きます。…

memo 2014 0411 - 研究の次の段階に向け

この度は『週刊朝鮮』に連載することになりましたが、それによって最も勉強になっているのは自分自身であることを切に感じます。ここ10余年の間は近世日本の対外戦争言説というテーマに穿鑿していたため、その外側に存在する興味深いテーマの数々を、知っ…

教科書選定:沖縄・竹富町が単独採択へ

沖縄県竹富町の教科書採択問題。2014年現在、日本内の政治的な雰囲気を象徴する事件です。一方では、右傾化した国の方針に反発し、自分たちの「正義」を貫こうとする町が韓国には存在しうるか、ということも考えさせられます。http://mainichi.jp/select/new…

最近入手・落掌した文献 2014 0407

週末に近畿地方を訪れました。安土城跡、関が原一帯などで沢山の資料を入手しましたが、その中から文献だけご紹介します。また、不在中に日本の二方の友人のご著書を落掌いたしましたので、あわせてご紹介いたしましょう。滋賀県教育委員会『安土、信長の城…

【韓半島とユーラシア東海岸の500年史】6.1619年のサルフの戦いから1636年の丙子胡乱まで

『週刊朝鮮』の連載がアップデートされました。今号には様々な話題が取り上げられていて、ちょっと難しく感じられるかもしれませんが、どうか今回も楽しくお読みください^^http://weekly.chosun.com/client/news/viw.asp?ctcd=C08&nNewsNumb=002301100013 …

メモ 20140402 - ソウル大学人文学最高位過程

昨日はソウル大学人文学最高位過程で講演しました。先日は修了生相手の講演もしたのですが、二回の講演を通して感じたのは、このような過程(システム)について、私がある種の先入観を持っていたということでした。過程に登録して講義に臨む受講生の方々の…