2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

仁川調査 7月29日

7月29日、釜山に並んで韓国最大の港であり、ソウルとともに近代史のメイン舞台だった仁川を調査しました。その一部を紹介します。仁川の旅の始まりは昔風の中華料理。太陽は暑く、空ははてしなく澄み、空気はからんとしているのが、秋でしたね。将軍様は『週…

Official: Ebola kills senior doctor in Liberia

エボラウィルスが医療スタッフを攻撃し始めました。一部の地域では、医者がウィルスを感染させるといった迷信のせいで、医療スタッフが発病地域に入ることができません。親戚によって強制的に退院された発病患者のSaudata Koromaは、その後必死に行われた捜…

1世紀への20世紀の最後の抗戦

21世紀への20世紀の最後の抗戦が行われています。

【韓半島とユーラシア東海岸の500年史14】18世紀後期、オホーツク海:極東列国志

『週刊朝鮮』連載の第15回がウェブ公開されました。現在は一部のみ読めるようになっていますが、私の連載は一週間後には全文公開に変換されるらしいです。前回に引き続き、ロシアシリーズ第2弾です。来週にはいよいよロシア・日本・朝鮮の前面衝突です。http…

Isis militants blow up Jonah's tomb

イスラム根本主義者は非イスラム圏のみでなく、イスラム文明のある部分に関しても強い敵愾心を示しています。イラクのIslamic Stateはモースルにあるユダヤ教/キリスト教/イスラム教共通の預言者であるヨナ/ユヌスの廟を破壊し、北マリのAnsar Dineはユネ…

How Nazis Escaped Justice in South America

個人的には、ドイツがナチの戦犯を徹底的に処罰し、日本がそうしなかったという主張に同意していません。日本が徹底的にやったという意味ではなく、ドイツも不徹底だったという意味です。そして、その背景には矢張り、第2次世界大戦後に諸連合国によって行わ…

『豊臣秀吉譜』

オンラインで林羅山・守勝父子の『豊臣秀吉譜』が閲覧できるウェブサイト愛知県図書館 https://websv.aichi-pref-library.jp/wahon/detail/61.html国文学研究資料館(盛岡市中央公民館所蔵) http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_C…

メモ2014 0722 - マジノ線

昨日、某所で講演していて、最後にこんなことを言いました。現在の日本の軍事的な動きは、当たり前ながらアメリカの世界戦略による圧力に呼応する形で行われているものです。だとすると、アメリカが日本の軍事大国化を容認するマジノ線はどこなのか?私は3つ…

memo 2014 0721 - オホーツク・シリーズ

『週刊朝鮮』連載の14回目を書き終えました。前回の13回目から次回まで、オホーツク・シリーズです。今回は近世の韓日関係を説明するための前説なので、必ず触れておかないといけないのですが、韓国の読者の方々には殆ど馴染みのない内容なので心配でもあり…

メモ 2014 0718 - マレーシア航空機撃墜事件

私は大学に設置された所謂「歴史学科」で学位を取ったのではなく、「語文学科」で博士を取りました。で、私の世界観や研究方法論は所謂「歴史学者」のそれとは異なるということを常に感じています。このような私の背景を申し上げたのは、歴史はある種の法則…

最近頂いたご著書・玉稿 2014 0714

最近頂いたご著書・玉稿を紹介します。「生文研メール」創刊号〜17号、ノートルダム清心女子大学・生活文化研究所編 :先月、福島で横山学先生にお会いしました。琉球使節研究の泰斗で、ご著書『琉球国使節渡来の研究』(吉川弘文館)は拙研究でも何度も引用…

メモ 2014 0713 - ロシア問題

日本列島からスタートし、満洲、中国大陸、台湾、東南アジア、再び日本列島を経由してきた『週刊朝鮮』の連載。全25回を予定している今回の連載も半分を超え、13回目を迎えました。漂流に関する前回からはシベリアとオホーツク海が話の背景として新たに…

【韓半島とユーラシア東海岸の500年史】13.1658年、アムール川:三国志的な世界の終末

『週刊朝鮮』最新号が公開されました。http://weekly.chosun.com/client/news/viw.asp?ctcd=C02&nNewsNumb=002315100009【韓半島とユーラシア東海岸の500年史】13.1658年、アムール川:三国志的な世界の終末

メモ 2014 0711 - 今日

今朝は韓国学中央研究院の第6回蔵書閣古文書学校で講演しました。午後にはベトナム古文書に関する講演があるそうでしたが、あいにくソウル大学奎章閣でも国際韓国学センターのサマースクールが終わる日だったので聴講することができませんでした。その間に小…