いろいろ

『日本人物語』第1巻、脱稿

『日本人物語』第1巻、脱稿。「DESHIMA」、オランダ王立博物館にて。

金時徳「韓国学の東アジア的な地平ー韓国学に利用できる文献の範囲について」(韓国語)

来週某所で発表する原稿です。論文化の計画はありませんので、ウェブ上に公開します。金時徳「韓国学の東アジア的な地平ー韓国学に利用できる文献の範囲について」(2018.10.12.韓国語)http://hermod.egloos.com/2231383

新連載「文献学者の近代探検」をスタート

『朝鮮日報』週末版に、新連載「文献学者の近代探検」をスタートします。 いつものように慶応大学・斯道文庫の一戸渉さんへ感謝!http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2018/07/13/2018071301720.html?rsMobile=false

「国際忍者学会」設立記念大会で発表します

2月17日の「国際忍者学会」設立記念大会で基調講演をさせていただきます。4年ぶりの伊賀行きです。日 時 平成30年2月17日(土)〜18日(日) 場 所 サンピア伊賀 白鳳の間 (三重県伊賀市西明寺2756−104 電話: 0595-24-7000) 主 催 国際忍者学会 共 催 日…

『Esquire Korea』3月号のテーマは絵手本

『Esquire Korea』3月号のテーマは絵手本です。可愛らしい(^ν^)

熊本県立大学・大島明秀先生のインタビュー

熊本県立大学の大島明秀先生よりインタビューの画像をいただきました。去年伺った際にご調査のことをお聞きしていましたが、ついに調査が終了したのですね。このように現地の資料が発掘・調査され、その成果が地域の皆さんに還元できることは非常にうれしい…

新刊小説『朝鮮通信使』に推薦の言葉を載せました

新刊小説『朝鮮通信使』に推薦の言葉を載せました。http://www.aladin.co.kr/shop/wproduct.aspx?partner=rss&ISBN=K592532962

伊豫大洲藩の藩札に記されているハングル

『Esquire Korea』12月号のテーマは、伊豫大洲藩の藩札に記されているハングルでした。「あなめでた」

『日本外史』と『征韓偉略』の比較

頼山陽『日本外史』と川口長孺『征韓偉略』の比較を中心として、金曜日に高麗大学で発表します。

『Esquire』誌とのインタビュー

私の人事をめぐる戦争は、とりあえず、首にはならないで済みました。これから第2ラウンドです。人事関係のコメントが含まれていたので紹介していなかった『Esquire』誌とのインタビュー記事を、今はリンクしてもいいと思います。http://esquirekorea.co.kr/…

『日本外史』と『征韓偉略』

江戸時代における漢文と和文の関係についての発表を依頼されています。色々と頭の痛い毎日ですが、それでも研究は休めない。せっかくなので、これまで手をつけていなかった頼山陽の『日本外史』のことを取り上げることにしました。十九世紀における朝鮮軍記…

松木明知『中川五郎次とシベリア経由の牛痘種痘法』より

松木明知『中川五郎次とシベリア経由の牛痘種痘法』(北海道出版企画センター、2009)より。こんなこともあるものですね。「函館から帰って数日後のある晩「懇意の古書店に初版が入荷した」という夢を見た。翌朝これが「夢」と判って落胆したが、もしや…

『近世文学史研究 第三巻 十九世紀の文学』「日露戦記」

ほぼ4か月ぶりに真面に、論文を書き下ろしました。ロバート・キャンベル先生編集の『近世文学史研究 第三巻 十九世紀の文学』(ぺりかん社)に入れる「日露戦記」項目。原稿用紙38枚。ひょっとすると、研究者として書く最後の論文になるかもしれませんが…

つぶやき。

今学期は私の人事問題で大いにもめています。今回の危機は何とか乗り越えそうですが、韓国で日本文学・文献学を研究することの困難さには、覚悟していた以上に厳しいものがあります。向うから戦いを挑んできた以上、勝つしかありませんが、その後、できるな…

『朝鮮日報』書評【縦横無尽人文学】連載、満2年

『朝鮮日報』書評【縦横無尽人文学】を連載して満2年、24回目を迎えました。ただただ感謝です。

memo 170504 - 最近決まった二つのこと

最近決まった二つのこと。8月最後の週にオランダ・ライデン大学で集中講義を行います。ここの東アジア研究所のポスドックに応募した2009年を思い出します。一方、『異国征伐戦記の世界』(日本語2010、韓国語2016)、『戦争の文献学』(韓国語2017、日本語2018)…

memo 170426 -『戦争の文献学』の設計図

2015年12月に初めて画いた、『戦争の文献学』の設計図。量が多い論文や本を書く際は、こんな設計図を机の上に貼っておいて修正する過程を経ます。明日、西江大学で行われる講演では、この設計図をお見せしながら『戦争の文献学』のことを語ります。

大島渚と村上春樹

1995年、学部2年生の時、金春美先生の「日文講読」という授業で大島渚の文章「不可能性の発見」を読みました。自分に何ができるかを探す歳から、自分に何ができないかを探す歳へと変わる時期が人生にやってくる、といった内容です。当時は日本語の勉強に精い…

浜田啓介「幕末読本の一傾向」『近世文芸』1961年5月号

『近世文芸』1961年5月号に掲載された浜田啓介先生の玉稿「幕末読本の一傾向」。研究者としての自分の人生の中で、一番重要な論文です。政治と文学、国際戦争と文学。特に、19世紀の冒頭、1800年に壬辰戦争文献の出版がブームをなしたことを述べる次の…

新装

新装。壬辰戦争から満洲国まで。

「大韓赤十字病院」のこと

ヤフオクで見つけた文献が韓国近代史における重要文献であることを確認し、ソウル大学医学博物館に情報提供したところ、無事入手され、館内に専用コーナーが新設されました。これまで運営の実態が全く把握されていなかった「大韓赤十字病院」に関する資料で…

『戦争の文献学』のことで『東亜日報』とインタビュー

先日、『戦争の文献学』のことで『東亜日報』とのインタビューを行いました。 写真は、竜山にある戦争記念館の、「羅禪征伐」コーナーで撮りました。 羅禪征伐とは、1654・58年の二回にわたり、清・朝鮮連合軍が沿海州でロシアコサックとぶつかった戦…

松方冬子『日蘭関係史をよみとく 上巻 つなぐ人々』(臨川書店)

先日、史料編纂所の松方冬子先生が御訪韓になり、短い時間ではありましたがお話しすることができました。そして、玉著『日蘭関係史をよみとく 上巻 つなぐ人々』(臨川書店)をいただきました。最近、オランダ語を勉強しており、いずれは前近代における日本・…

一週間

2冊目の研究書の出版を待つこの一週間(他にも待っていることがいくつかありますが)。ともかく、そわそわしていて、歯はうずうず、仕事ができませんね。速く週末になるといいのに。

1697年、アトラソフトがカムチャッカ半島の南端からクリル諸島の北端を眺める

1697年、アトラソフトがカムチャッカ半島の南端からクリル諸島の北端を眺める。

岩井重蔵という人

岩井重蔵が1918年にハバロフスクから福島の父親に送った手紙、そして、1919年の尼港事件で戦死した彼への追悼式関係文書が韓国で終結しました。複雑な気持ちです。彼のことについては『京郷新聞』連載の第2回目で取り扱いました。http://news.khan.…

和本の段ボールが届く

ワクワク。

『京郷新聞』連載13回目の原稿を完成

『京郷新聞』連載13回目のテーマは「フィリピンと日本、そして、韓国」です。次回のテーマは「タイと日本」。写真の人物は左からリサル、ピラール、ポンセです。有名な人たちですね。

都賀庭鐘の『康煕字典』「字典琢屑」と『義経盤石伝』に関する発表

来週の「東アジア文献学拠点構築研究会」で発表する予定の、都賀庭鐘の『康煕字典』「字典琢屑」と『義経盤石伝』に関する発表原稿を完成。前回は近藤重蔵、今回は都賀庭鐘、おそらく、次回のテーマは藤貞幹になるはずです。

memo 170205 -『小西一行記』のことで報告

先月、熊本県立大学にて『小西一行記』に関する発表を行いました。この興味深い文献のことを宣伝するために、現在、熊本の同僚らや東京の出版社との間で、共著の刊行を向けて話が進められています。『新刊東国通鑑』の際もそうでしたが、このように興味深い…