小林英夫『満鉄‐知の集団の誕生と死』

娘が眠った真夜中、小林秀夫『満鉄‐知の集団の誕生と死』の韓国語訳を読みました。

満鉄と満洲国、ある意味では20世紀後半の韓国と日本を予告したともいえる存在です。この二つの存在に解して、左右陣営のある一方の極端を取ることなく、まずは事実を論じる必要があり、その過程で多くの常識が破れ、新しい知見を得ることができるだろうという平素からの考えを再確認した読書です。