2017-01-01から1年間の記事一覧
2冊目の研究書の出版を待つこの一週間(他にも待っていることがいくつかありますが)。ともかく、そわそわしていて、歯はうずうず、仕事ができませんね。速く週末になるといいのに。
これまで単独で執筆・翻訳したり、主要な共著者として参加した本の表紙を集めてみました。華やかで、気に入ります。
『戦争の文献学:15〜20世紀の東シナ海沿岸地域における国際戦争と文献の形成・流通過程の関係の研究』、表紙が決まりました。3月初旬に刊行予定。今年中に日本語訳を完了する予定です。
力作。橘誠『ボグド・ハーン政権の研究ーモンゴル建国史序説1911-1921ー』Tachibana Makoto A Study on the Bogd Khaan Government - History of State-Building in Mongolia, 1911-1921https://www.kazamashobo.co.jp/products/detail.php?product_id=1106
1697年、アトラソフトがカムチャッカ半島の南端からクリル諸島の北端を眺める。
岩井重蔵が1918年にハバロフスクから福島の父親に送った手紙、そして、1919年の尼港事件で戦死した彼への追悼式関係文書が韓国で終結しました。複雑な気持ちです。彼のことについては『京郷新聞』連載の第2回目で取り扱いました。http://news.khan.…
ワクワク。
『京郷新聞』連載13回目のテーマは「フィリピンと日本、そして、韓国」です。次回のテーマは「タイと日本」。写真の人物は左からリサル、ピラール、ポンセです。有名な人たちですね。
来週の「東アジア文献学拠点構築研究会」で発表する予定の、都賀庭鐘の『康煕字典』「字典琢屑」と『義経盤石伝』に関する発表原稿を完成。前回は近藤重蔵、今回は都賀庭鐘、おそらく、次回のテーマは藤貞幹になるはずです。
先月、熊本県立大学にて『小西一行記』に関する発表を行いました。この興味深い文献のことを宣伝するために、現在、熊本の同僚らや東京の出版社との間で、共著の刊行を向けて話が進められています。『新刊東国通鑑』の際もそうでしたが、このように興味深い…
『戦争の文献学』、索引作業完了。表題語が1000個を超えました。後は表紙デザインが仕上がる番ですな。
『戦争の文献学』(Yeolinchaekdeul,2017、韓国語)の校訂を完了。後は索引作成を経て2月いっぱい刊行です。目次をご紹介します。ちなみに、今年か来年中に日本語版を刊行します。 ーーーーー 【序論】戦争と文献【第1部】『東国通鑑』と『懲ひ録』【第1章…
この度、熊本市内の舒文堂で手に入れた、かわいらしい和本。 http://jobundou.jp/和本に関するカラー写真入りの教養書を今年から来年にかけて書くつもりでして、高くない値段で購入しました。他にも色々気になる和本がありはしたのですが、ちょっと高かった…
来週の熊本大学での『小西一行記』発表資料を完成。これで一安心しました。今回、『小西一行記』を読んでいき、発表資料を準備しながら、留学が終わってから入手した文献や研究成果を多く使うことができました。ここ7年間、自分が遊んでばかりはいなかった…
19日に熊本大学で発表する軍記『小西一行記』。大体、正体が把握できました。10年来の課題をもう一つ突破することに成功。自分が掴んだ、18−19世紀における壬辰戦争文献群の流れが、概ね間違っていなかったことを改めて確認。2010年に刊行した『…
1月18-22日の間に熊本に滞在します。下記のように19日、熊本大学・大島明秀さんの研究会で、これまであまり研究されることのなかった『小西一行記』について話させていただきます。
1630-50年代にアムール川と北東ユーラシアを初めて探検したロシア人たち。ついに、私に必要な情報が『ロ日関係史』に現れ始めました。ロシア語を勉強して2年ヶ月ぶりに、やっとここまで。"в 1645 г. вышел на судах в Охотское море, встретившее русских мо…
今年初の論文を完成、投稿。日本と韓国の偽書について。今年に入って、一日に一編ずつ文章を書いています。お蔭で肩こりに歯痛。涙
『京郷新聞』の連載原稿を書いていたら2017年になっていました。今年も慌ただしく過ごす予兆かも。連載第12回目のテーマは、日本と内モンゴルの関係です。20世紀前期に周辺の強国らに弄ばされ、ついに独立に失敗した内モンゴル人の運命を追うたびに憂鬱な気…