地方講演、北朝鮮のミサイル、旧ソウル駅舎

今日は合同軍事大学校で講演がありました。テーマは例の「壬辰戦争などの対外戦争に関する近世・近代日本の観点」でした。特に、今日は北朝鮮が衛星を搭載したと主張するミサイルを発射したので、戦争と外交について考えながら地方へと向かいました。これで、壬辰戦争に関わる今年の講義・講演はすべて終わりました。後は、17日に芿州MBCで放送されるプログラムにちょっと顔を出すぐらいですね。

ソウル駅へと向かいバスの車窓に見えた風景。北朝鮮のミサイルと糾弾する彼らにはそれぞれの個人的な理由があるでしょうが、そのようなプライベートな事情とは別に、韓国をめぐる北朝鮮・中国・日本・ロシア・アメリカが、韓国より全体的・部分的に優越な軍事力を保有したことは脅威的ではありますね。一方では、国防費と市民のための福祉予算とのゼロサム・ゲーム状態をどうすべきか・・・ということも考えたり。

ソウル駅に着いたら、列車の出発時刻までにちょっと時間があったので、整備された旧ソウル駅をちょっとだけのぞきました。幼い時から出入りした駅舎が整備・開放された姿を見るのは考え深いものがありました・・・昔、駅舎として機能していた頃には見ることのできなかった空間をじっくり見て回ることができまして気持ちよかったですね。今日のように急ぐのではなく、いつか時間をかけてじっくり踏査したいと思った次第です。