最近頂いた玉稿・ご著書 2012.12.28

最近頂いた玉稿・ご著書を紹介します。

栄原永遠男著『正倉院文書入門』太学社、2012
:日本語版より充実なカラー写真や韓国人の読者のための新稿も付いています。

『朝鮮前期の士大夫歌辞』、Munhakdongne, 2012
:いわば、ハングルで書いた賦とでもいえる「歌辞」のうち、朝鮮時代前期に著されたものを集め、翻訳した本です。

吉丸雄哉「近世における「忍者」の成立と系譜」『京都語文』19、仏教大学国語国文学会、2012・11
:来年からは吉丸先生と忍者の研究をすることになりそうですん。私の研究は、近世の兵学から入り、19世紀‐20世紀の転換期に至り、そのあたりから韓国・中国との特殊・一般的な比較が可能になることが予想されます。

徐興慶他『朱舜水與近世日本儒學的發展』國立臺灣大學出版中心、2012
:今年の夏にお会いした倉員正江先生の玉稿が入っています。今後の私の研究にとって、重要な選考文献になりそうです。詳細な目次はリンク先(http://www.books.com.tw/exep/prod/booksfile.php?item=0010565735)にありまして、倉員先生の玉稿のタイトルは「談水戶藩儒教儀禮相關紀錄文獻與朱舜水」です。