雨森芳洲『たはれ草』or『国境老人の狂言』

「文献と解釈」研究会から戻ってきて、もうじき出版される(はずの)雨森芳洲の随筆『たはれ草』(韓国語タイトルは『国境老人の狂言』にしました。いかがでしょうか?)に入れる挿絵を指定すべく、これまで集めてきた近世・明治期の文献を調べています。

韓国における自分の役割の一つに、近世日本の優れた文献を韓国に紹介するとともに、近世文献の原本を利用・鑑賞する方法を紹介することがあるのではないかと、このごろ、考えています。

挿絵の指定が終わると、この翻訳も大体めどがついた気がしてきますね。しかし、仕事は尽きず。この状態が幸せであろうと信じつつ。