3月になってしまいましたね

『たはれくさ』(韓国語タイトル「国境老人の狂言」)の翻訳を終えました。人生初めて締め切りを、2ヶ月も過ぎてしまった原稿を前にして、脱力感を感じます。しかし、最初に翻訳対象としてこの本を選んだ際にも感じたことですが、翻訳をする間、「有意義な本を選んでよかった」という満足感をずっと抱いていました。おそらく、上半期中に太学社という韓国文学専門の出版社が出す「太学散文選」に、初めての日本の作品の翻訳として出版されることでしょう。
この翻訳が終わったので、『文献と解釈』57号に載せる、壬辰戦争関連の日本文献の翻訳を10日までに終え、その後は中野三敏先生の『江戸の板本』の翻訳を始めます。明日は開講で、満州語授業のあるなどして、早くも3月5日になってしまいましたね。涙。