『高麗船戦記』

『高麗船戦記』を翻訳する前段階として、入手できる三つの写本と、その中の何かからの翻刻を比べているのだが、信頼を置いていた翻刻の方の本文が曖昧であることが分かり、戸惑う。このままでは、寝れないじゃん。どうしてこのような事態が・・・厄介なことになった。

昨日に引き続き、今夜も『高麗船戦記』の解題を作成中。もっと諸本を見なければならないが、全体像は掴めたと思う。入手できた三つの写本を比べながら解題の作成を終えたので、恐らく、明日からは翻訳に取り掛かれる。先行研究の批判的な検討は必須という当然の事実を、改めて痛感した二日間でした。