「金誠一に関する近世日本の認識」

水曜日に「金誠一(キム・ソンイル)に関する近世日本の認識」というタイトルの発表を行います。『鶴峯先生文集』と『海槎錄』の対馬伝来と対馬側の反応、近世日本における金誠一認識の変化と『懲ひ録』の及ぼした影響といった二つの軸になります。以前から『鶴峯先生文集』と『海槎錄』の日本伝来の問題に興味を持っておりましたが、この度の大会をきっかけに関連事項を整理することができました。このようなきっかけが何度か与えられるならば、壬辰戦争に関する朝鮮時代の関連文献の日本伝来とその影響の全貌を把握することができるでしょう。