何をすべきか。

何をすべきか。

娘がやっと眠りに着き、妻も休憩する真夜中。締め切りを過ぎた原稿がありますが、どうせ今夜は完成できそうにないので、短い文章を書きながら頭を冷やしてから寝ようと思います。

2012年に『彼らの見た壬辰戦争』(学古斎)、2013年に『校鑑・解説 懲ひ録』(アカネット)、そして2014年の春に文学村出版社から出る予定の本は、私の「壬辰戦争三部作」になると思います。2010年の2人共著『壬辰戦争関連日本文献解題‐近世編』と、現在『文献と解釈』に連載中の初期の壬辰戦争文献の注解を集めて刊行されることになるだろう本とは、この「壬辰戦争三部作」の背景ないし基として機能することになるでしょう。今回の締め切りを終えると、最後の本に入る原稿が6個できるので、この後、4つぐらいを書いてから出版社を探すつもりです。

一方、日本では2010年に単著『異国征伐戦記の世界‐韓半島・琉球列島・蝦夷地』、2011年に2人共著『秀吉の対外戦争』、2012年に5人共著『日本と異国の<合戦>と文学』の3冊を笠間書院から出しました。これを「笠間書院三部作」と呼ぶことができるでしょうかね(笑)。今後、日本では二作目の単著を出したいと思っていて、最近、この本の大筋がふと思い浮かびました。そして、出版社を探して、2010年の単著を韓国語訳する必要もあります。

他には、東アジアの戦争史に関する私の考えを整理したマニュアルを1冊、『江戸の板本』を韓国語訳、雨森芳洲の随筆『たはれぐさ』の韓国語訳解本をさらに現代日本語訳して出版することが決まっています。そして、おそらく、17‐19世紀における韓日関係に関する本を韓国語で書くことになりそうですが、この本は大枠がやっと出来上がっているだけなので、もしかすると5−10年計画の中に入るかもしれません。二箇所ほどの出版社と話を進めてはおりますが、まだ私の方の構想が完全でないので、契約するのが躊躇されます。私まで近世韓日関係のことを扱う必要があるだろうかという懐疑も。

以上が、今後5年ぐらいの主な出版計画です。