memo 2013 0829 - 因果応報

今日は雨が降って、湿っぽい一日でした。おかげで風邪気味です。ほぼ7ヶ月ぶりに高麗大学民族文化研究院満洲学センターの皆様に再会し、5月に開かれた「近世東アジアと満洲族文化」の発表集をいただきました。もう一つの発表集は、先週コメンテーターを担当したソウル大学奎章閣の「東アジアの記録文化:交流・変容・拡張」の際のものです。他には、東北学院大学の金永昊先生による訳注『諸国百物語』と、ソウル大学国史学科の李在蓂先生の修士論文『三藩の乱の前後(1674−1684)における朝鮮の情報収集と情勢認識』をいただきました。興味深いテーマです。

最近感じること:因果応報。一人ひとりを大切にしない個人・集団は、結局、自分が賎しめたあの人と同じ処遇にされるということ。もちろん、この因果律には例外も少なくないので、司馬遷が『史記』で嘆いたのですが、にもかかわらず、割と的中率の高い因果律のように感じられます。世の中は狭く、物事をよく分別する人たちは多いです。