私の生き方

今週の火曜日に学古斎から刊行された韓国語の拙著『彼らの見た壬辰倭乱』(http://d.hatena.ne.jp/hermod/20120117)の書評が、土曜日の昨日までに、17箇所ほどの新聞社の記者の方々によって掲載されました。ある程度の反響もあり、日本のことを知る必要があるのか、という逆風も出始めました。

私や私によって行われる研究は、韓国と日本の両方の「国民感情」を刺激することで、両方へ同じように戸惑いを与え、憤りを感じさせる存在のようです。このような状況に、私こそ戸惑いを感じ、孤立感を抱きますが、最近は、これが私という人間の生き方かなと諦めかけています。諦めてはいても、つらい。