Imam of Grand Kashgar Mosque Murdered in Xinjiang Violence

ウイグル地域のイマムであったジュメ・タヒル(Jume Tahir、塔伊尔大毛拉)が殺害されました。東トゥルキスタン独立運動家らによるものと見られます。彼らはウイグルのイスラム国家の樹立を目指すといった点において、近代的であると同時に中世的です。しかし、イスラム地域の諸国が現支配体制への一切の抗議を抑圧した結果、宗教的な根本主義の他には社会への不満を示す方法がないというのが現状です。

中東地域の紛争のおかげで民族国家の樹立を目前にしているクルド人同様、ウイグル地域も今後、このような紛争を続けていき、歴史の転換期に独立を目指すはずです。独立国家の実現の機会が、イスラエルや韓国のように、内部的に実力を培っていくうちに外国から与えられるか、それとも、クルド人のように自らの力で齎されるかは分かりません。ただ、ウイグル人は19世紀のイェティシャル(Yettishar)、20世紀の東トゥルキスタン共和国の建国の経験を有しています。

http://www.rfa.org/english/news/uyghur/murder-07302014221118.html
Imam of Grand Kashgar Mosque Murdered in Xinjiang Violence