マーシャル・クレイグさ先生

2013年の最後まであと二日残った今日、賓客が奎章閣にいらっしゃいました。オクスフォード大学で壬辰戦争時期のことを研究されるマーシャル・クレイグさ先生に久しぶりに会いました。先生については下のリンク先を参照。

http://www.orinst.ox.ac.uk/research/student_research.html#ea
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/7432

ちょうど、『梨花史学研究』47号に掲載した拙稿「17−19世紀日本の壬辰戦争文献に載っている挿絵の系統と特徴」が届いたので、その他の諸資料と一緒に贈呈いたしました。遠方から同学がいらっしゃったので、うれしくないはずがありません!

一方、先週の文献と解釈研究会の忘年会では、植民地時期に朝鮮の蔵書家が所蔵していた和本をいただきました。大きい研究テーマですね。そして、2013年度最後の『文献と解釈』に『立花朝鮮記』の翻訳・解題を掲載しました。今号には1593年1月初旬の平壌城の戦いまでを対象とし、次の号には1月27日の碧蹄館の戦いの件りを翻訳・解題します。

今日の夕方の飲み会を最後に2013年度の忘年会は幕を下ろします。複雑な気持ちですね。