メモ20130423:『懲ひ録』原本の校勘を完了

 『懲ひ録』原本の校勘を完了。流布本である2巻本を中心に草本、16巻本、『異称日本伝』所収本、『朝鮮懲ひ録』の5種類を自分なりには真剣に検討したら、「定本」という言葉をタイトルに冠することは恐れ多いですが、『懲ひ録』誕生のプロセスを垣間見たような奇妙な感慨に包まれます。
 現在、出版社側が編集したところで700頁を超えました。挿絵と索引、校正中の追加分を加えると750頁程度のボリュームで7月までには刊行されることになりそうです。