『脇坂記』と『吉野甚五左衛門覚書』

『文献と解釈』の53号から62号まで、壬辰戦争に関する4つの文献を翻訳しました。『西征日記』と『清正高麗陣覚書』は戦争中の小西・加藤両軍の動向を伝える初期の文献で、『高麗船戦記』と、只今翻訳を終えた『脇坂記』は水軍の動向が分かる分権です。連載10回目の次の号には、『西征日記』とともに戦争初期の戦況を知ることができる『吉野甚五左衛門覚書』を翻訳・解題する予定です。翻訳原稿が少しずつ溜まってきています。