最近いただきました御著書・玉稿

最近いただきました御著書・玉稿。じっくり勉強させていただきます。ご教示を賜り、いつも感謝しております!



● 渡辺浩一・大友一雄ほか『9−19世紀文書資料の多元的複眼的比較研究 2011年度年次報告書』(人間文化研究機構、2012・3)
:渡辺浩一・大友一雄先生はいつもこのプロジェクトの報告書を送ってくださっておりますが、古文書・アーカイブズのことも勉強するように、とのご教示だと受け止めております。

● 井上泰至・一戸渉・三浦一朗・山本 綏子『三弥井古典文庫 春雨物語』(三弥井書店、2012)
:親愛なる井上泰至・一戸渉両同士による注釈書。そういえば和学も勉強せねば・・・

● 酒井政之助『発展せる水原』(酒井出版部、1914):『水原歴史文化研究』1の付録1として影印・翻訳されたもの(水原博物館、2011・12)
酒井政之助『華城の影』(酒井出版部、1915):『水原歴史文化研究』1の付録2として影印・翻訳されたもの(水原博物館、2011・12)

:先週、水原博物館に講演に行っていただきました。近代における「大日本帝国」の問題は、自分の現在の研究テーマの延長線にもあり、また、現代のアジアにまで影を落とすものだと感じております。これから勉強します。

● SAYA Makito, The Sino-Japanese War, 2011 International House of Japan:佐谷真木人『講談社現代新書 日清戦争ー「国民」の誕生』(講談社、2009)の英訳
● 佐谷真木人「『平家物語』から幸若舞曲へー『木曽願書』『硫黄が島』をめぐってー」『中世文学と隣接諸学7 中世の芸能と文芸』(竹林舎、2012)
● 佐谷真木人「西国三十三所御詠歌をめぐって」『巡礼記研究』8(巡礼記研究会、2011・11)

:佐谷真木人先生からは、先月高麗大学で開かれた大会で色々ご教示を賜りました。中世文学から近代思想まで、本当に幅広いご研究をなされていて、見習いたいです。

● 町泉寿郎「近世日本の医学にみる「学び」の展開」『日本漢文学研究』7(二松学舎大学日本漢文研究教育プログラム、2012・3)
● 町泉寿郎「曲直瀬養安院家と朝鮮本医書」『日本思想文化研究』2−1(2009・1)
● 町泉寿郎「ライデン所蔵資料等によるシーボルトの鍼灸研究に関する再検討」『日本東洋医学雑誌』62−6(2011)

:近世日本医学のことは兼ねてより関心を持っていながらも、背景知識の不足や原資料への接近の難しさなどにより等閑視していました。先月の大会で始めて町先生をお伺いし、自分の研究の新たな糸口ができました。杯を交わした山辺進先生ともお知り合いとのことで、いつか、東京で三人で飲めたらと思います!

● 川辺雄大「明治初年の東本願寺海別院における日中文化交流ー松本白樺・北方心泉を中心にー」『第31回 国際日本文学研究集会会議録』(国文学研究資料館、2008・3)
:町泉寿郎先生のお弟子さん。近代日本の仏教問題がご専門ですが、この方面の勉強もやっていきたいものですので、色々教わりたいものです。

● 堀新「近世「公儀」を構成するものープロローグー」『<江戸>の人と身分3 権威と上昇願望』(吉川弘文館、2010)
● 堀新「近世大名の上昇願望」『<江戸>の人と身分3 権威と上昇願望』(吉川弘文館、2010)
● 堀新「「士農工商」と近世の頂点身分ー「士」を中心にー」『<江戸>の人と身分6 身分論を広げる』(吉川弘文館、2011)
● 堀新「大名や旗本の律令官位にはどんな意味があったのですか?」『日本歴史』764(2012・1)
● 堀新「近世朝幕関係論」『歴史評論』735(2011・7)
● 堀新「織豊期王権の成立と東アジア」『歴史評論』746(2012・6)

:斯学の尊敬する先学でいらっしゃいます堀新先生が、忝くも沢山の玉稿をお送りくださいました。来年、カナダでお目にかかり、いろいろ質問させていただきたいです^^