「18世紀の日本における知識人グループの海外知識と出版」

このブログやツイッターでも何回か宣伝しましたが、2011年度韓国18世紀学会秋季学術大会での発表がいよいよ今週に迫ってきました。「18世紀における東・西洋の知識人の社交」というテーマの今大会で、わたくしは木村蒹葭堂・岡田玉山・『唐土名勝図会』・『絵本太閤記』のことを述べます。

特に、岡田玉山の挿絵に関しては数年前から薀蓄してきたものがありましたが、そのいくつかの点が緩やかにつながり、今回、いよいよ一つの線になりました。今回発表するものは、来年に韓国で出版される共著に載せるつもりですが、日本でも一度発表させていただき、先生方のご指導をいただく機会に恵まれることを祈っております。

開催場所:高麗大学国際館

1.18世紀の日本における知識人グループの海外知識と出版(金時徳)
2.社交と文化権力−雅集図の様相と性格(ジャン・ジンソン)
3.18世紀のフランスにおけるサロンとサロニエール(ソン・ギジョン)