11月6日〜9日、ロシア・ウラジオストック訪問
11月6日〜9日、ソウル大学奎章閣の業務でロシア・ウラジオストックの極東連邦大学校(Дальневосточный федеральный университет)を公式訪問しました。
『週刊朝鮮』に連載している壬辰戦争とユーラシア東海岸の変化に関して英語で講演し、関連した和本を学生たちに見せました。私のつまらない話より実物の和本の方が皆さんに深い印象を残したようです。やはり実物の力は強いです。
講演を前後した二日間はウラジオストックを隈なく歩きました。ウラジオストックは一日で観光がおわってしまう、と旅行記などには書いてあったのですが、私に言わせると、ルスキー島の要塞遺跡や歴史的な旧市街地をじっくり見物するためには3日は必要になりそうです。今週執筆予定の『週刊朝鮮』日露戦争編で調査の成果を披露しましょう。
アルセーニエフ州立博物館(Приморский музей имени Арсеньева)では、沿海州地域の研究者の論文・単行本などを販売していました。この種の資料は一般書店からは絶対手に入らないので、旅行の出発前から決めていた通り数冊購入しました。主に日露戦争、軍事、アルセーニエフの探検などに関する資料です。まだ読めないのですが、近い将来に私の研究に活用できればいいですね。韓国・日本・ロシアの研究者の集いのようなことも構想してきましたので、友人らのご協力のほどを宜しくお願いします^^