メモ 2014 0627 - 20年前の痕跡

1994−95年に某在野言語学者の方よりスメル語・アッカド語・古代エジプト語・ギリシャ語などを学んだことがあります。学部1・2年生の時だったので、今から20年前のことですね。当然、当時学んだことは殆ど覚えていませんが、「古典」といわれる文献も必要であれば原語で読むことのできる存在であるといった心理的な自身を持つことができました。

ある時期からあの方の主張に同意することができなくなって、連絡を取らなくなりましたが、私が今のように古典東アジア学を研究するきっかけは当時だったといわざるをえませんね。この度、研究室を移し、クリアファイルに入っていた資料を整理していたら、20年前にあの方よりいただいてネーミングペンでメモしたファイルが出ました。おそらくゴット語の資料に対するメモのようですが、韓国から日本へ、再び韓国へと20年間流浪している間にも、このように生き残ったものがありました。