この間いただいた玉著・玉稿

この間、数多くの玉著・玉稿をいただきましたのでご紹介したいと思います。それにしても、今日ソウルの天気は秋がもう少し深まったことを感じさせますね。

まず、来年、三重大学で行われる荒山徹先生との対談に備え、対談の主催者である知り合いの先生から送られた荒山先生の小説一括と川上仁一『イラスト図解忍者』(日東書院、2012)、今年開かれた大会の発表集「「忍者」からみた日本と中国‐交流の歴史と未来」(三重大学)です。これは読みきれないよ!

宮本徳蔵『虎砲記』
:壬辰戦争を題材にした有名な小説です。

『韓国簡札資料選集12 安東金渓義城金氏鶴峯(金誠一)宗宅編』(韓国学中央研究院、2008)
:壬辰戦争の際に没した金誠一の簡札の影印と翻刻です。

Cho Gye Young「朝鮮後期における中国本の購入と粧潢の変化」『韓国文化』48(別冊)(2009・12):とても興味深い問題系です。私の研究テーマにも適用できそうなアプローチです。

川辺雄大「大谷光瑞と中国布教」『大谷光瑞』(勉誠出版、2012)
川辺雄大「明治期における東本願寺の清国布教について‐松本白華・北方心泉を中心に」
川辺雄大「明治期東本願寺の布教‐琉球・清国・朝鮮を例として‐」 
川辺雄大「北方心泉の北派書風受容について(二)」『書論』39(2013・8)

:明治期の仏教と海外布教に関する、川辺先生に一連の論文です。