新しい職場に届いた玉著・玉稿

少し安定を取り戻しましたので、新しい職場に届いた玉著・玉稿をご紹介します。

イ・チャンイク『朝鮮時代における暦の変遷と歳時儀礼』創作と批評社、2013
: 最近、暦書・暦法関連のシンポでお会いした先生です。私は趣味で江戸時代の暦書・暦法に興味を持っておりまして、朝鮮時代における同一領域のことをも知りたいと思っておりました。最適の専門家の方を知り合ってうれしいです。

鶴峯先生記念事業会『鶴峯の学問と救国活動』1993+『国訳鶴峯全集』
: 柳成竜に引き続き、柳の知人で、壬辰戦争の際に「殉国」した金誠一についても研究をはじめることとなりました。このような研究の流れが、どのようなプラス効果を生み出すことになるのでしょう。

Emanuel Pastreich <> SNU Press, 2011
: 江戸時代における中国語・文学受容の研究です。ソウル大学出版部から刊行されました。

大島明秀「志筑忠雄「阿羅祭亜来歴」の訳出とその書誌」『雅俗』第12号、2013・7
: 熊本の知人である大島さんの最新論文。蘭学者・阿蘭陀稽古通詞であった志筑忠雄(しづき・ただお、1760‐1806)のロシア論を考察しています。