東アジアの武将伝、第2839回日本図書館協会選定図書、等

月・火曜日にソウル大学で行われた「東アジアの武将伝」シンポジウムが無事終わりました。私は原稿の翻訳、通訳、個人論文発表などを行いました。今回は韓国と日本の武将伝に関する論文が発表されましたが、これに中国関係の論文を含めて、来年3月に『アジア遊学』特集号として刊行されます。

一方、2012年に5人が刊行した『日本と〈異国〉の合戦と文学 日本人にとって〈異国〉とは、合戦とは何か』(笠間書院)が第2839回日本図書館協会選定図書となったことを知りました。2011年に井上泰至先生と共著した『秀吉の対外戦争』(笠間書院)に引き続き、2度目の選定です。

最後に、一橋大学の若尾政希先生、防衛大学校の井上泰至先生との対談を載せた『アナホリッシュ国文学』3号(響文社、2013・6)をやっと手に取ることができました。道遠し・・・

・井上泰至『江戸の発禁本‐欲望と抑圧の近世』(角川学芸出版、2013)
・杉山和也「キカイガシマとイオウガシマの認識の変遷」『軍記と語り物』49(軍記と語り物会、2013・3)