最近拝受したご著書・玉稿 2013 0512

昨日、韓国と日本の18世紀学会が共同で開いた国際大会が、ソウル大学で無事終わりました。世界の『百科全書』類をテーマとして、広くも具体的な発表が11個もあり、勉強になりました。両学会の間のやり取りや原稿の翻訳、大会での通訳など、思い出深い大会でした。そして、今後の更なる交流の深化が見えたので、一層うれしかったです。

さて、ここ数ヶ月、郵便事情が悪く、年初から諸先生からご著書・玉稿をいただいていながら、つい最近になってやっと拝受することができまして、恐縮です。そして、どうもありがとうございます。勉強させていただきます。約三週間ぶりに一息つける日曜日の午後が訪れ、拝受目録を整理し、感謝のメールを書いています。


安大会『究極の詩学ー24個の詩的風景』(『二十四詩品』の解説書)

山本晶「ソローから内村鑑三を介して咸錫憲への流れー現代の非暴力抵抗運動との比較で考える」『ヘンリー・ソロー研究論集』38(日本ソロー学会、2012・9)
山本晶「災害と人生ー文学・美術・報道にみる」『2011年度慶應義塾大学日吉キャンパス公開講座ー災害とメディア』の講義要項(2011・10)

吉丸雄哉「近世における「忍者」の成立と系譜」『京都語文』19(仏教大学国語国文学会、2012・11)

源健一郎「源平盛衰記と寺門派修験ー熊野関係記事依拠資料の検討を通じてー」『軍記物語の窓』4(関西軍記物語研究会、2012・12)
源健一郎「観能小論ー江戸時代の頼政人気」『第三十九回篠山春日能解説書』(2012・4)

渡辺浩一「江戸橋広小路の明地高札と都市社会」『日本歴史』780(日本歴史学会、吉川弘文館、2013・4)
渡辺浩一「水害記録と対策マニュアルの形成ー江戸を事例としてー」『国文学研究資料館紀要 アーカイブズ研究篇』9(2013・3)
渡辺浩一「江戸の高札ー三類型と維持・管理」『歴史』115(東北史学会、2010・9)
渡辺浩一「江戸の「六ヶ所」高札場と都市社会ー浅草門内高札場を中心にー」『日本歴史』745(日本歴史学会、吉川弘文館、2010・6)
渡辺浩一「存在証明文書の実践ー近江八幡における「御朱印」の保管と使用ー」『国文学研究資料館紀要 アーカイブズ研究篇』6(2012・3)