メモ20130414:『杜甫の生と文学』、『脇坂記』

20年間続く杜詩読会が出した『杜甫の生と文学』(ソウル大学出版文化院)を頂戴しました。知人の先生は、後代の中国文学で、杜甫が元の脈絡とは完全に無関係な役割を果たす事例を紹介しています。こういった事例は決して珍しくはありませんが、にもかかわらず、杜甫をめぐってもそのような現象が起きたということを知って驚きました。

一方、『文献と解釈』62号が発売されました。61号に引き続き、『脇坂記』の訳注を載せました。63号には、壬辰戦争初期の戦況を伝える『吉野甚五左衛門覚書』を訳注する予定です。

昨日はよい天気だったようですが、今日は再び曇ってきていますね。今日も家で静かに校正作業を行いたいと思います。このように時間を過ごしていたら、頭の中が段々清純になる気がします。