10・11月の予定

 それにしても、ばたばたする10月初旬ですな。締め切りを過ぎてやっと完成した論文「近世日本の書簡文化について」は、今週土曜日に大丘で発表。この日帰り発表の次の日が締め切りの論文「近世日本の文献における、壬辰戦争の際の義兵の描写」は、その再来週の土曜日に晋州で発表。せっかく釜山辺りで発表するので、終わってから倭城を回ろうかと思っています。

 で、今朝は「書簡」原稿をメールで送ってから一旦寝て、午後からは、久しぶりに『絵本太閤記』などの近世軍記に目を通しています。あとは、「近世日本の清史研究」といった発表のコメントと、「許蘭雪軒詩の日本への伝播」といった発表の通訳。それから、10日は江東区役所で壬辰戦争関係の講演。

 11月は、今のところ、近世日本の書誌学と、近世日本の軍記における挿絵の問題についての発表がそれぞれ予定されています。あとは、やはり壬辰戦争に関する講演とコメントが一つずつ。日本古文献講座では、アイヌ・ロシア関係の近世文献を読みます。11月はこの程度で終わってほしいですね。『懲䑛録』の訳注は冬休みに集中的にやるにしても、少しずつ下準備をしていきたいので。でも、果たして・・・というのが正直な予想です。とりあえず、今日までは遊びながら軍記を読みます。