名古屋出張、そして、戦争の記憶

今日からの3日間、日本18世紀学会の招待を受け、韓国18世紀学会の会長先生を随行して名古屋に滞在します。到着早々、名古屋大学で発表があります。私は『絵本太閤記』と木村蒹葭堂グループのことを語ります。
 さて、先ほどまで一文を書いていました。7月12−13日に仁荷大学で開かれる国際学術大会「東アジアの戦争記憶、トラウマを乗り越えて」で発表する文章の要旨の提出締め切りが今日まででしてね。タイトルは「壬辰戦争の記憶‐19世紀の前期に日本で翻刻された朝・日両国の壬辰戦争文献を中心に」です。文章を書いていて、この文章が、去る12月に青山学院大学で発表した「太閤記物の近代」の前編に当たるということに気づきました。やはり、文章は書いて始めてその正体が分かってくるものですね^^(因みに、この文章は笠間書院で共著として刊行されます)。
 名古屋はゴー雨とのことですが・・・一方で、日本側の先生のご好意で、蓬左文庫所蔵のいくつかの文献のコピーが入手できそうなのでワクワクしてもいます。ともかく、行ってきます〜