博物館講義「近世日本人の見た壬辰戦争」準備中

この頃、わざとゆったりと過ごそうと心がけながら、5月末日に水原博物館で行う「近世日本人の見た壬辰戦争」の講演原稿を少しずつ作成しています。基本的には1月に刊行した拙著『彼らの見た壬辰倭乱』と同じ趣旨の話をすることになるでしょうが、本で語ったことを繰り返すと自らつまらなくなるので、少しは新しい話をしようと悩んでいます。『文献と解釈』に翻訳連載している戦争当時の記録も紹介し、本に載せられなかった挿絵も講義資料にあれこれと載せようかと。そして、講演当日は、家蔵和本数点をお見せしようかと思っています。こうすると、話す側も聞く側も楽しい二時間を過ごすことができるかな、と思うわけなんですが、果たしてどうでしょう。